E-2D アドバンスドホークアイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 08:16 UTC 版)
「E-2 (航空機)」の記事における「E-2D アドバンスドホークアイ」の解説
E-2の最新の型であるE-2D アドバンスドホークアイ(Advanced Hawkeye)は現在運用中である。最初に製造された「デルタワン」の初飛行は2007年8月3日。レーダーをAN/APS-145からAN/APY-9へ換装し、GPS/CEC/SATCOMのアンテナをロートドーム内に内蔵した。 コックピットは、パイロットの2人のうちの片方のパイロットを4人目のオペレーターとして活用するために、計器版が17インチカラー液晶PFD(主要飛行ディスプレイ)に変更され後席操作員と全く同じだけのすべての任務情報に関与できるようになり限定的ながらミッション支援を行うことが可能となった。しかし、操縦席にあるスイッチ類での操作のため能率は悪いとされる。 機体内部でのデータの伝送には光ファイバーが用いられ、伝送効率が効率化された。エンジンはT56-A-427Aに換装、滞空時間延長のため機首上には空中給油装置が装備される。そのほか無線機群と統合衛星通信能力(ARC-210/HF121C)などの改良が行われている。 外見上の違いはロートドーム上部の棒がなくなったこと、前胴上部と右側面にある給気口の拡張である。また、C型よりも着艦重量が増加したため、C型との識別用として機首に三角形のマークが記載される。
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E-2D アドバンスド ホークアイ
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近代化型。2007年初飛行・2015年より実戦部隊に配備を開始した。APY-9レーダー搭載。
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