アスコット
英語 Ascot
アスコットとはイギリスの地名で、アスコット競馬やアスコットタイでよく知られる。初代モデルは1989年9月発売。アコードの2代目、ビガーの初代モデルと同じタイミングだったが、セダンタイプで、2代目アコードの双生児車といえる成立の仕方だった。ただし、4ドアセダンでも、
リヤクォーターウインドウのある、いわゆる6ライトであることが異なっていた。
エンジンは直4でSOHC・1.8Lの105psと、SOHC・2Lの130ps、同DOHC・2L・150psの3機種を用意。横置き搭載で、2本のバランサーシャフトを組み込んでいた。ミッションは5速MTと4速ATがあったが、上級車のATは電子制御を採用。駆動方式はFF。
93年10月、新モデルになった。ホイールベース2770mm、全長4555mm、全幅1695mmで、全高は1425mmとやや背高のセダンに変わった。ベースはインスパイア/ビガーで、そのため直列5気筒・SOHC・20バルブの2L(GA20A)160psと2.5L(GA25A)180psエンジンを、フロントミッドシップに縦置きし、前輪を駆動した。2代目。
95年6月にマイナーチェンジ、スポーティな2.0CSクルージングスポーツを追加した。専用のフロントグリル、ハイウイングのリヤスポイラー、15インチのアルミホイールなどを標準装備。インテリアでは木目調コンソールパネルや本革巻きステアリングホイールが目を引いた。サスペンションはややスポーティな味となり、タイヤは205/55R15を装着。
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。
アスコット
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アスコット（Ascot）
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