7000・8000形編入車とは? わかりやすく解説

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7000・8000形編入車(1967年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 08:27 UTC 版)

大阪市交通局30系電車」の記事における「7000・8000形編入車(1967年)」の解説

7001F - 7009F 1967年昭和42年)に製造され当初70008000形付番されていた車両を、1968年から1969年までにそれぞれ30003500形として本系列に編入しグループである。このため70008000形新製製造からわずか2年形式消滅となった基本的に単独編成(=2両編成)で運用していたが、70008000形末期には2編成連結した4両編成運用されることもあった。 当初2・4・5号線用として運用することを計画されたが、実際2・4号線運用開始された。 前述通り運転台側妻貫通扉幅が700mmと貫通路常用前提設計されており、その分運転台が狭い。また、先頭車運転台寄り連結器電気連結器採用していた。 前面左側窓上に運行番号表示器が設置されていたが、大阪市交通局では乗務員がこの表示使用することはあまりなかったため、30系への編入時に運行番号表示器は撤去され状のステンレス板で塞がれた。また、70008000形では側面車両番号表示が最初から30系として落成したものとは異なり両端ドア寄り片側2箇所表示していた(最初から30系として落成した車両車体側面中央の1箇所のみ表示)が、これは30系編入後も片側2箇所表示のまま、廃車まで変更されなかった。 車内網棚戸袋部のみにあり、側窓天地寸法最初から30系として落成したものと比較して50mm背が高いなどの差異がある。7006・8006の2両は、ファンデリア試験的に千鳥配置とされたため、屋根上の通風ダクトが2列に変更されている。 7007F(→3007F→3071F)はATO試験車対応機器設置されていたが、これは御堂筋線への転属際し50系の5070Fに移設されている。 客用扉は製造当初窓の四隅角ばったスケルトンドアであった経年による老朽化のため、1988年ごろに後述の新30系採用された窓の四隅丸み帯びているハニカムドア(窓ガラスはもともと大型化されている)へ更新されている。もっとも、前述通り、側窓天地寸法大きく異なり腰板部の車号板が2箇所貼付されたままであるため、同じ客用扉を使用する30系スキンステンレス車とは側面外観異なる。 谷町線 編成一覧1967年 - 1969年中央線 車体編成番号70008000竣工M1cM2ecステンレス 7001F 7001 8001 1967.2.20 7002F 7002 8002 7003F 7003 8003 7004F 7004 8004 7005F 7005 8005 7006F 7006 8006 7007F 7007 8007 1967.8.7 7008F 7008 8008 7009F 7009 8009 車体編成番号30003500竣工M1cM2ecアルミ 3008F 3008 3508 1968.6.7 斜字:3008F先行製造車

※この「7000・8000形編入車(1967年)」の解説は、「大阪市交通局30系電車」の解説の一部です。
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