2NR-FE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 00:32 UTC 版)
「トヨタ・NRエンジン」の記事における「2NR-FE」の解説
タイプ:水冷直列4気筒 DOHC 16バルブ 排気量:1.496L 内径×行程:72.5×90.6 圧縮比:10.5(仕様によって異なる) <出力> 66kW(90PS)/ 5,600rpm 132N·m(13.5kg·m)/ 3,000rpm(VVTレス) 79kW(107PS)/ 6,000rpm 140N·m(14.3kg·m)/ 4,200rpm(Dual VVT-i) <主な搭載車種> エティオス シエンタ (Dual VVT-i仕様) ヴィオス (Dual VVT-i仕様) ヤリス (Dual VVT-i仕様) C-HR (Dual VVT-i仕様) 主にアジア市場向けの車種に採用されており、搭載車種の中には国内で販売されている車種もあるが日本仕様には2NR-FEの設定は存在しない。 トヨタ初のインド市場専用車エティオスで初搭載。新型エンジンを途上国・新興国向けの戦略車種で先行搭載というのは極めて異例。ただし、価格を抑えるためにDUAL VVT-iは省かれており、出力等も最近の一般的なものと比較すると控えめとなっている。一方でヘッド一体型エキゾーストマニホールドといったVVT仕様にはない要素も取り入れられている。またVVT仕様のバルブ駆動はローラーロッカーアームであるがVVTレス仕様では直動式となる。この点から次期API/ILSAC規格(GF-6)におけるバルブトレーン摩耗試験のエンジンとして採用される予定となっている。 DUAL VVT-i仕様としては後述のダイハツ型式となる2NR-VEがアバンザに初搭載されたのを皮切りにDUAL VVT-i仕様の2NR-FEが採用されるようになった。
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