2021年 東京五輪ベスト8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 05:40 UTC 版)
「錦織圭」の記事における「2021年 東京五輪ベスト8」の解説
ATPカップと全豪オープン出場のためチャーター機でメルボルン入りするも、搭乗者からコロナウイルス陽性者が発覚し、ホテルで2週間の完全隔離生活を送ることになった。隔離終了後、わずか1週間後のATPカップで復帰戦を迎えた。結果はラウンドロビン敗退。全豪オープンでは1回戦でパブロ・カレーニョ・ブスタにストレートで敗れた。 3月のABNアムロ世界テニス・トーナメントでは1回戦で第7シードのフェリックス・オジェ=アリアシムにストレートで勝利、2回戦でアレックス・デミノーにフルセットで勝利して2019年全米オープン以来の2連勝となる。続く準々決勝はボルナ・チョリッチにストレートで敗れた。ドバイ・テニス選手権では1回戦でライリー・オペルカにフルセットで勝利、2回戦で第5シードのダビド・ゴファンを、3回戦でアルヤジ・ベデネを共にストレートで破りベスト8進出。マイアミ・オープンでは2回戦で第2シードのステファノス・チチパスにフルセットで敗れた。 5月、ムチュア・マドリード・オープンでは2回戦で世界ランク6位で第5シードのアレクサンダー・ズベレフに3-6, 2-6のストレートで敗れた。翌週のBNLイタリア国際は1回戦でファビオ・フォニーニにストレートで勝利し、2回戦は対戦予定だったパブロ・カレーニョ・ブスタの棄権により不戦勝で3回戦進出。3回戦では第6シードのアレクサンダー・ズベレフと先週に続き対戦、第1セットを先取したが6-4, 3-6, 4-6のフルセットで惜敗し、2019年以来2年ぶり5度目のベスト8進出はならなかった。 全仏オープンでは2回戦で第23シードのカレン・ハチャノフをフルセットで破り、3回戦も勝利するも、4回戦でズベレフに6-4, 6-1, 6-1のストレートで惨敗。ウィンブルドンでは2回戦でジョーダン・トンプソンに敗れた。 7月には1年遅れで開催されることになった2020年東京オリンピックに単複出場を決意。男子ダブルスではマクラクラン勉と組んで準々決勝でニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ組(クロアチア)と対戦したが3-6、3-6で敗れた。男子シングルスでは1回戦で第5シードのアンドレイ・ルブレフに勝利し、2018年以来2年半ぶりとなるTOP10からの勝利を挙げるなど、オリンピック3大会連続のベスト8進出を果たしたが、準々決勝でジョコビッチに2-6, 0-6で敗れた。 8月、2020年東京オリンピックに続いて2週連続での出場となったシティ・オープンでは1、2回戦をストレート、3回戦はフルセットで勝利し、ベスト8に進出。準々決勝では今年のドバイ・テニス選手権で敗れていたロイド・ハリスを6-3, 7-5のストレートで勝利し、今季初のツアーベスト4進出を果たした。準決勝では、マッケンジー・マクドナルドにフルセットで敗れ、2019年ブリスベン国際以来2年半ぶりのツアー決勝進出とはならなかった。 続いて翌週のナショナル・バンク・オープンでは、1回戦でミオミル・キツマノビッチにフルセットで勝利したが、シティ・オープンから続いていた右肩の痛みを理由に2回戦を棄権し、翌週のウエスタン・アンド・サザン・オープンも上記の理由により欠場した。迎えた2021年全米オープンでは2回戦でマッケンジー・マクドナルドと再戦し、7-6, 6-3, 6-7, 2-6, 6-3のフルセットで雪辱を晴らした。3回戦ではジョコビッチと再戦し、7-6, 3-6, 3-6, 2-6で敗退。BNPパリバ・オープンでは2回戦でダニエル・エバンスに敗れてシーズン終了。年間最終ランキングは47位。 2021末に所属先の日清との契約が満了したためフリーとなる。
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