2021年 東京五輪ダブルスベスト8
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:50 UTC 版)
「アンディ・マリー」の記事における「2021年 東京五輪ダブルスベスト8」の解説
全豪オープン出場を予定していたが、メルボルン行きのチャーター便に乗る直前に受けた新型コロナウイルス検査で陽性と判定され、出場困難になったため欠場を判断。その代わりの復帰戦としてイタリアのATPチャレンジャーツアー大会に出場し、準優勝。その後はツアーに復帰し、ウィンブルドン選手権に2017年以来4年ぶりの出場を果たした。1回戦では第24シードのニコロズ・バシラシビリを6-4, 6-3, 5-7, 6-3で下すと、2回戦はオスカー・オッテを3-6, 6-4, 6-4, 4-6, 6-2のフルセットで破り、3回戦進出。3回戦では第10シードのデニス・シャポバロフに4-6, 2-6, 2-6のストレートで敗れた。 2020東京オリンピックではシングルスとダブルスにエントリーしていたが、「メディカルスタッフのアドバイスもあり、(単複の)両方をプレーすることは困難と判断した」と、シングルスの欠場を発表。3連覇の夢は断念した。ジョー・ソールズベリーと組んだダブルスは、1回戦で第2シードのエルベール/マウ組(フランス)を破ったが、次戦で準優勝することになるチリッチ/ドディグ組(クロアチア)に6-4, 6-7(2), [7-10]で惜敗して4度目のオリンピックが幕を閉じた。 全米オープンでは1回戦で第3シードのステファノス・チチパスに4時間49分に及ぶフルセットの末に6-2, 6-7(7), 6-3, 3-6, 4-6で敗れた。試合中からチチパスの度重なる遅延行為に不満を露わにし、試合後もSNSで怒りを見せた。この件も影響し、翌22年よりトイレットブレークや着替えなどのタイムルールが厳格化された。 2週間後のATPチャレンジャーツアーに出場すると、シーズン閉幕まで毎週試合に出場し、試合勘を取り戻すプロセスを行った。モゼール・オープンでは準々決勝まで進出してホベルト・ホルカシュに敗れた。インディアンウェルズ・マスターズには新星カルロス・アルカラスを破り、3回戦進出。3回戦ではアレクサンダー・ズベレフに初めて敗れた。エルステ・バンク・オープン1回戦ではホルカシュを破り、連敗を止めるとともに約1年2ヵ月ぶりにトップ10から白星をあげた。パリ・マスターズでは7本のマッチポイントを握ったにもかかわらず1回戦でドミニク・コプファーに敗退した。ストックホルム・オープンの2回戦では第1シードのヤニック・シナーに勝利を収めた。年間最終ランキングは134位。
※この「2021年 東京五輪ダブルスベスト8」の解説は、「アンディ・マリー」の解説の一部です。
「2021年 東京五輪ダブルスベスト8」を含む「アンディ・マリー」の記事については、「アンディ・マリー」の概要を参照ください。
- 2021年 東京五輪ダブルスベスト8のページへのリンク