1014F - 1018F
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「東急1000系電車」の記事における「1014F - 1018F」の解説
同5編成は池上線用として1991年(平成3年)に新製されたものであったが、池上線の車両限界拡幅工事が未了であったことから暫定的に4両編成で落成し、旧目蒲線で運用された。 目蒲線投入当初の1000N'系 ← 目黒 蒲田 → 形式クハ1000(Tc) デハ1200(M) デハ1200(M) デハ1310(Mc) 搭載機器SIV,CP CP,cont CP,cont CONT 車両番号1014上1015上1016上10171018上 1214×1215×1216×12171218× 12191220122112221223 1314上1315上1316上13171318上 翌1992年(平成4年)に同工事が完了したことを受け、同5編成は中間車1両を減車して3両編成化の上、予定通り池上線に転用した。編成から外された中間車(デハ1219 - 1223)には両先頭車(クハ1019 - 1023・デハ1319 - 1323)を新製して3両編成化の上、同様に池上線へ配属した。池上線では、他路線で使用した中古の車両ばかりが使用されてきており、同線に直接新車を導入するのは池上電気鉄道時代の1930年(昭和5年)6月に導入したモハ200系以来、実に63年ぶりとなるものであった 。 その後、新7000系の投入により2008年(平成20年)1月までに1015F・1018Fが、同年7月には1014F・1016Fがそれぞれ運用から離脱した。同4編成は2両編成化の上、2008年(平成20年)8月から2009年(平成21年)2月にかけて、いずれも上田電鉄へ譲渡されている。なお、譲渡対象から外れた中間車(デハ1214 - 1216・1218)は全車解体処分された。
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