得度とは? わかりやすく解説

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とく‐ど【得度】

読み方:とくど

[名](スル)《「度」は、梵pāramitā(波羅蜜(はらみつ)と音写)の訳》

生死の苦海渡って涅槃(ねはん)の彼岸に至ること。

出家して僧や尼になること。「幼くして—する」


得度

読み方:トクド(tokudo)

剃髪染衣して仏門に入ること。


得度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/27 02:02 UTC 版)

得度(とくど)は、仏教における僧侶となるための出家儀式


  1. ^ 続日本後紀承和15年2月戊申条・『日本文徳天皇実録斉衡3年7月甲子条など。
  2. ^ 勿論、得度を受けた僧侶と私度僧には格差があり、私度僧には得度した僧には課されなかった課役が行われていたと考えられている。


「得度」の続きの解説一覧

得度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 07:49 UTC 版)

覚如」の記事における「得度」の解説

弘安9年1286年)、奈良興福寺一乗院にて、出家受戒し覚如房宗昭」と号され、行覚に学ぶ。 弘安10年1287年)、親鸞祥月忌の為に上洛した如信親鸞の孫)より、宗義法然親鸞教え)を学ぶ。(この後も、如信上洛した際には、宗義学んだ。) 正応元年1288年)、上洛した河和田唯円より宗義を学ぶ。 正応3年1290年6月4日長子存覚(尊覚)生まれる。同年より、父覚惠、浄賀法眼じょうがほうげん)らと共に東国関東)の親鸞遺跡巡拝し遺弟教えを受ける正応5年1292年)、西山義安養寺、阿日房彰空から「五部・『大経』・註論・『念仏鏡』など」を学ぶ。一念義慈光寺、勝縁から幸西の凡頓一乗・略観経義・略料簡・措心偈・持玄鈔を教わる。 清水坂主典辻子光明寺自性了然から三論宗宗義聴講する。

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得度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:56 UTC 版)

親鸞」の記事における「得度」の解説

治承5年1181年9歳叔父ある日野範綱に伴われ京都青蓮院入り、後の天台座主慈円慈鎮和尚)のもと得度して範宴」(はんねん)と称する伝説によれば慈円が得度を翌日延期しようとしたところ、わずか9歳範宴が、 「明日ありと思う心仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは」 と詠んだという。無常観を非常に文学的に表現した歌である。

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「得度」を含む「親鸞」の記事については、「親鸞」の概要を参照ください。

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得度

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 01:46 UTC 版)

名詞

 (とくど)

  1. (仏教) 悟り境地達した状態のこと。
  2. (仏教) 剃髪出家して仏門に入ること。

発音(?)

と↘くど

動詞

活用

サ行変格活用
得度-する

「得度」の例文・使い方・用例・文例

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