類似コンセプト車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:18 UTC 版)
「フォルクスワーゲン・タイプ1」の記事における「類似コンセプト車両」の解説
タトラ - チェコスロバキアの自動車メーカーで、1930年代に主任設計者ハンス・レドヴィンカの指揮下、フォルクスワーゲンと近似コンセプトの空冷リアエンジン量産車を開発・市販した。1933年 - 1937年に発表されたT77・T77A・T87・T97が該当。 ルノー・4CV - フランスの750 cc乗用車。ドイツがフランスを支配下に置いた1940年代前期にフォルクスワーゲンの影響を受けながらも自力開発され、戦後1946年に発売されて市場で成功。リアエンジン小型大衆車で、戦後の一時期におけるフォルクスワーゲン・フォロワーの先駆であるが、4ドアの水冷エンジン仕様という独自性も備える。同車の開発にフェルディナント・ポルシェが携わったとする俗説は誤りで、ポルシェは1945年の戦犯抑留中に4CV試作車の講評を求められ、アドバイスを与えたに留まる。 スバル 360 - 富士重工業が1958年に発表した超軽量型軽乗用車。空冷リアエンジン式・トーションバースプリングの類似コンセプトで、スタイルも似ているため「ビートル(かぶと虫)」との対比で大衆から「てんとう虫」と呼ばれた。
※この「類似コンセプト車両」の解説は、「フォルクスワーゲン・タイプ1」の解説の一部です。
「類似コンセプト車両」を含む「フォルクスワーゲン・タイプ1」の記事については、「フォルクスワーゲン・タイプ1」の概要を参照ください。
- 類似コンセプト車両のページへのリンク