非蔵人とは? わかりやすく解説

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ひ‐くろうど〔‐くらうど〕【非人】

読み方:ひくろうど

平安時代蔵人所(くろうどどころ)に所属する官職の一。良家の子六位の者から選ばれ蔵人準じて昇殿許されて、殿上雑用勤めた者。非職(ひしき)の者。

江戸時代賀茂松尾稲荷(いなり)などの神職の家や家筋のよい家から選ばれ無位無官宮中雑用勤めた者。


蔵人

(非蔵人 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 21:06 UTC 版)

蔵人(くろうど、 旧字体藏人)は、日本律令制下の令外官の一つ。天皇秘書的役割を果たした。唐名侍中(じちゅう)、夕郎(せきろう)、夕拝郎(せきはいろう)。蔵人所は事務を行う場所のことで、内裏校書殿の北部に置かれた。また、蔵人百官名或いは人名の一つでもあり、この場合は「くらんど」と読む。


  1. ^ a b c d e f 林大樹「近世蔵人頭に関する基礎的考察」國學院大学国史学会『国史学』217、2015年/改題所収:「近世の蔵人頭について」林『天皇近臣と近世の朝廷』(吉川弘文館、2021年) 2021年、P44-46.
  2. ^ 和田英松著、所功校訂『新訂 官職要解(講談社学術文庫)』(講談社1983年)212頁参照。
  3. ^ 樋口健太郎『中世摂関家の家と権力』(校倉書房、2011年)P114-115.


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非蔵人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 21:07 UTC 版)

蔵人」の記事における「非蔵人」の解説

蔵人見習い定員は、おおよそ4名から6名。六位の中から選ばれ昇殿許され雑務こなした六位蔵人欠けた場合補充要員。この職は戦国時代至り任ぜられなくなったが、江戸時代初期賀茂松尾稲荷など京都近郊大社の子息を中心に宮中雑用勤め職として再興されている。

※この「非蔵人」の解説は、「蔵人」の解説の一部です。
「非蔵人」を含む「蔵人」の記事については、「蔵人」の概要を参照ください。

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