銑鐵

デジタル大辞泉

ずく‐てつ〔づく‐〕【^×銑鉄】

読み方：ずくてつ

銑鉄(せんてつ)の俗称。

せん‐てつ【^×銑鉄】

読み方：せんてつ

鉄鉱石を溶鉱炉で還元して取り出した鉄。3〜4パーセントの炭素と少量の珪素(けいそ)・硫黄・燐(りん)などの不純物を含み、硬くてもろい。大部分は製鋼用に、一部は鋳物用に使われる。ずく鉄。ずく。

難読語辞典

銑鉄

読み方：センテツ（ｓｅｎｔｅｔｓｕ），　ズクテツ（ｚｕｋｕｔｅｔｓｕ）

溶鉱炉で鉄鉱石を還元して得られる鉄

スラグ用語集

銑鉄

読み方：せんてつ
【英】：pig iron

銑鉄はC，Siなどの成分を多く含んでおり、硬くて脆いため、そのままでは鋼板などに圧延加工することが出来ない。このため、次工程の製鋼工程で、靭性・延性のある鋼に精錬する。

ウィキペディア

銑鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/13 23:52 UTC 版)

銑鉄（せんてつ）は、高炉や電気炉などで鉄鉱石を還元して取り出した鉄のこと。銑鉄を生産する工程のことを製銑（せいせん）と呼ぶ。古くは銑（ずく）と呼ばれた。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

銑鉄

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 02:27 UTC 版)

名詞

銑 鉄（せんてつ）

1. 高炉で鉄鉱石を還元してつくられた、炭素を多く含む鉄。
   • コークスと焼結鉱を高炉という設備に入れ、鉄鉱石を還元しまして、銑鉄というものをつくります。その後、転炉というところで精製し、溶鋼をつくります。（環境省、大気排出基準等専門委員会）〔2016年〕^[1]

関連語

• 溶銑、冷銑、溶鋼、鋳鉄

訳語

• 英語: pig iron ^(en)

Weblio日本語例文用例辞書

「 銑鉄」の例文・使い方・用例・文例

• 銑鉄を精製してください
• ベッセマー製鋼法で銑鉄を鉄に変換するのに使用される耐熱処理した炉
• 銑鉄が鋳造される砂床から成る型
• 銑鉄から鋼鉄を作ること
• 高い割合でリンを含んだ銑鉄
• 鉱滓を多量に含んだ銑鉄
• すべて鉱石から作られる銑鉄
• マンガンを含んでいる銑鉄
• 灰銑鉄という銑鉄
• 鉄鉱石から銑鉄をつくるための円筒形の高い炉
• 鋳物に使われる銑鉄
• 鼠色にみえる銑鉄
• 白銑という銑鉄
• 銑鉄をとかすこと
• とけた状態の銑鉄
• 鏡銑という,15から30パーセントのマンガンを夫君だ銑鉄
• 高炉を使わずに銑鉄をつくる製鉄法
• 鋳型に入れて塊状に固めた銑鉄
• 銑鉄に他の元素を加えた合金
• 鉄鉱石を溶鉱炉でとかして銑鉄をつくること