銃砲
銃砲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 14:37 UTC 版)
銃や大砲のような火器においては、銃砲身が運用上、想定されている範囲を超えて高温になった際に用いられる用語である。 銃や大砲は射撃に際し火薬を使うので、ある程度の熱を発生させるものであるが、通常は射撃間隔を設定し過熱を防止している。また自動火器の場合、連続して射撃が行われるため砲身冷却システムを持っている。何らかの理由でこれが守られなかったりうまく機能しなかったりすると過熱に至ることがある。 過熱した銃砲身は人が触れれば危険であることはもちろん、強度低下や熱膨張により射撃精度が下がり、さらに内部の摩耗が早くなる。そして最悪の場合は砲身内で砲弾が爆発する腔発や、自動火器の場合は射撃が止まらなくなるコックオフを起こすこともある。 腔発はただちに銃砲の使用不能を意味し、コックオフも弾の供給がある限りは完全に壊れるまで止められないため、そうなる前に弾切れしない限りさらに過熱が進んで結局二度と使えなくなるおそれがある。 エンジンの場合と同様、重大な過熱で発生した物理的ダメージは回復不能に至ることもあり、こうなれば砲身交換等の修理すら不可能になる。
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「銃砲」の例文・使い方・用例・文例
- 空の薬莢を排出して入れ替え銃尾を閉じる、後装式の銃砲の中のスライドする棒
- 彼は肩のホルスターの中に銃砲を身につけていた
- 銃砲や測量器のように、照準をあわせる際に視覚を支援するための光学機器
- ウジは警察と特殊部隊銃砲として世界中で使用される
- 銃砲、タイムヒューズ、花火に用いられる硝酸カリウム、炭、硫黄が75:15:10の割合で混ぜ合わされた混合物
- 互いに銃砲で射撃し合う
- 銃砲を撃つ方法
- 弓矢や銃砲弾を放って相手を殺す
- 回転盤という,銃砲の照準を合わせるための装置
- 実弾をこめていない銃砲を発射すること
- 後座という銃砲発射時の作用
- 銃砲をうつ人
- 銃砲のねらいを定めるための装置
- 銃砲刀剣類所持等取締法という法律
- 銃砲に火薬を装填する
- 銃砲の弾丸
- 銃砲に込めて発射するたま
- 銃砲にこめる弾丸と火薬
- ホースや銃砲などの先端の開口部
- 刀剣と銃砲
銃砲と同じ種類の言葉
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