鉄拳チンミLegends
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 00:32 UTC 版)
「鉄拳チンミ」の記事における「鉄拳チンミLegends」の解説
悪党街マウロン編 皇帝陛下の呼び掛けにより、近隣諸国の代表を招いての友好式典が行われることとなった。ミト姫は自国の代表としてこれに参加することになったが、常に王族としての立場に縛られることに嫌気の差していた彼女はこの機に羽を伸ばそうと旅の途中で宿を抜け出す。しばし自由を満喫したミト姫だったが、人攫いに「異国の姫のそっくりさん」と勘違いされ誘拐されてしまう。武術指導の旅の最中、偶然その現場を目撃していたチンミとグンテは誘拐犯を追跡、悪党街と名高いマウロンに辿り着く。 高い岩山の上にあるマウロンの顔役ゼイガンの砦に連れていかれてしまったミト姫を救出するべく、目的を同じくする近衛兵隊長ダルトと手を組んだチンミ達は侵入困難がゆえに監視の無い断崖絶壁への“岩登り”を敢行する。時を同じくして監禁部屋から自力で脱出したミト姫を巡り、侵入に成功したチンミ達とゼイガン砦の誇る十人衆との戦いが繰り広げられる。十人衆を9人まで撃破し一時はミト姫を奪還するも、十人衆最後の1人にして最強の実力者であるガンテイによってミト姫とグンテ達が再度捕らえられてしまう。 何とか犠牲者を出さずに事態を収拾しようとするミト姫に対し、ゼイガンはミト姫と護衛全員の生還をかけてのガンテイと決闘を提案。先鋒を買って出たチンミはガンテイの黒翼剪剣に翻弄されながらも一瞬の勝機を逃さず勝利する。ゼイガンはミト姫に上に立つ者の心構えを説くと共に、約束を守ってチンミ達全員を解放する。チンミ、グンテと別れたミト姫は、当初の予定通りに国の代表として友好式典に出席するのだった。 水害編 度重なるチンミの英雄的活躍に対して、皇帝陛下は彼に「国家功労賞」を授与することを決定。その授与式のためにオウリン将軍が大林寺を訪れることになったが、その一団の後ろにはチンミを慕うオウリンの一人娘レンカの姿もあった。 そんな中、降り続ける雨の影響で、ヤンの村近くの川では大水が起こりかけていた。親方一家が避難を始めた矢先、遂に大水が発生。流れてきた流木に生まれたばかりの双子の赤ん坊が入った籠が引っ掛けられてしまう。赤ん坊を助けようとするヤンだったが、それと引き換えに今度は自身が川に引きずり込まれ、チンミもまたヤンを救うべく荒れ狂う川に飛び込み、無事生還を果たす。 暗殺者編 国家功労賞を授与されたことで、大林寺にはチンミと戦って名を挙げるべく、多くの拳法家が押しかけていた。そんな中で、雇われた暗殺者たちがチンミを襲うようになる。理由も分からない中で、仕込み杖使いのトウザなど次々と襲ってくる刺客達と戦いこれを撃破する. 自分のせいで周囲の人々に危害が及ぶことを恐れたチンミは、国軍の武術指導のため王都に招かれたことをきっかけに国軍の若手の代表であるセキトや同輩のジンタン、ビケイらと共に大林寺を後にする。しかし、そこに暗殺者集団が襲撃し、チンミは拉致されて暗殺者集団のアジトに監禁されてしまう。
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