金辺鉄道とは? わかりやすく解説

小倉鉄道

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 01:56 UTC 版)

小倉鉄道株式会社(こくらてつどうかぶしきかいしゃ)は、福岡県北九州市小倉南区直方市で機械製造業を営む会社である。


路線概略図 
小倉鉄道線
駅名 * 1942年廃止
上段
下段
上段:路線キロ
下段:貨物キロ
値は鉄道省 (1937)
他線

国有化直前を示す


鹿児島本線
0.0
0.0
富野信号場
0.7
1.0
東小倉駅[* 1]
小倉駅
鹿児島本線
西鉄北九州線
3.0 妙見停留場
城野駅
4.7 東城野停留場 *
日豊本線
湯川仮停留場 -1934
7.2
10.0
石田駅
10.3 志井停留場 * (I)
10.7 志井駅 (II) 1943-
11.7 母原停留場 *
13.0
18.0
石原町駅[* 2]
14.1 木下停留場 *
15.3 下呼野停留場 *
16.6
23.0
呼野駅[* 3]
17.9 上呼野停留場 *
18.3 丸山信号所[* 4]
21.2 五反田停留場 *
22.7
31.0
採銅所駅[* 5]
24.5 宮原停留場 *
26.6 鏡山停留場 *
28.0
38.0
上香春駅
夏吉駅
29.5 一本松停留場 *
田川線
30.5
41.0
上伊田駅
伊田駅
32.6
44.0
今任駅
34.2 上今任停留場 *
35.0 柿原停留場 *
36.1
48.0
梅田駅
38.4
51.0
伊原駅
39.8 豆塚停留場 *
添田駅
40.1
53.0
彦山口駅
田川線

  1. ^ 今尾 (2009) では富野 - 東小倉間0.6km
  2. ^ 今尾 (2009) では間母原 - 石原町1.2km
  3. ^ 今尾 (2009) では下呼野 - 呼野間1.0km
  4. ^ 鉄道省 (1937) に記載なし。
    距離は今尾 (2009) による。
  5. ^ 今尾 (2009) では五反田 - 採銅所間1.2km
  1. ^ a b 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和18年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ a b c 小倉鉄道株式会社 会社概要
  3. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治30年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b 田中邦博、市川紀一、亀田伸裕、畑岡寛「北九州に創設された小倉鉄道に関する史的研究」『土木史研究』第20巻、土木学会、2000年、371-377頁、doi:10.2208/journalhs1990.20.371 
  5. ^ 小川功「明治後期の不振私鉄のファイナンス ー金辺鉄道破綻と債務の株式化事例ー」『彦根論叢』第319号、滋賀大学経済経営研究所、1999年、 p. 30。
  6. ^ 「私設鉄道敷設仮免状下付」『官報』1896年9月7日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 「私設鉄道敷設免許状及仮免状下付」『官報』1897年5月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ a b 「私設鉄道株式会社仮免状返納」『官報』1900年7月23日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 「私設鉄道敷設仮免状下付」『官報』1899年4月24日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 「私設鉄道株式会社仮免状返納」『官報』1901年12月7日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ 『鉄道局年報. 明治36年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. ^ 「私設鉄道株式会社仮免状失効」『官報』1904年3月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  13. ^ a b 両者とも国有化された甲武鉄道役員『日本全国諸会社役員録. 明治36年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  14. ^ 「私設鉄道株式会社仮免許状下付」『官報』1904年9月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  15. ^ 「私設鉄道株式会社本免許状下付」『官報』1907年6月17日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  16. ^ 「私設鉄道株式会社仮免許状下付」『官報』1909年1月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  17. ^ 「軽便鉄道指定」『官報』1911年9月13日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  18. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1915年4月7日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  19. ^ 「軽便鉄道免許取消」『官報』1915年11月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  20. ^ 「軽便鉄道免許状返納」『官報』1916年3月31日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  21. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1918年2月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  22. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1918年4月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  23. ^ 1927年解散「鉄道免許失効」『官報』1927年3月11日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  24. ^ 『九州諸会社実勢. 第3次(大正8年刊)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  25. ^ 「鉄道省告示第85号」『官報』1943年4月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)


「小倉鉄道」の続きの解説一覧

金辺鉄道

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小倉鉄道」の記事における「金辺鉄道」の解説

金辺(きべ)鉄道株会社専務取締役小沢武雄)は、1896年明治29年)、後に小倉鉄道線となる路線仮免許得て会社設立福岡県企救郡足立村現在の北九州市小倉北区)に本社置いた翌年本免許得て金辺峠を貫くトンネル開削などの工事着手したしかしながらトンネル開削に伴う難工事日清戦争後不況による資金不足などが原因で、1900年工事中止された。その後、金辺鉄道の経営破綻し会社解散して重役破産し技師長は自刃した。 1895年明治28年10月24日 発起人開催 1896年明治29年7月31日 仮免状下付小倉-筑豊鉄道下山田停車場間)。 8月15日 創立総会開催 1897年明治30年3月22日 免許状下付九州鉄道高浜停車場-筑豊鉄道下山田停車場間) 1899年明治32年4月14日 仮免状下付企救郡東紫村大字志井-曾根田浦間弓削田停車場-田川郡神田村間、夏吉-方城間)。 1900年明治33年7月21日 仮免状返納指示企救郡東紫村大字志井-曾根田浦間弓削田停車場-田川郡神田村間)。 1901年明治34年12月7日 仮免状返納夏吉-伊方間)。 1903年明治36年12月 免許失効 1904年明治37年2月8日 会社解散免許失効1897年3月22日免許 高浜-下山田間)

※この「金辺鉄道」の解説は、「小倉鉄道」の解説の一部です。
「金辺鉄道」を含む「小倉鉄道」の記事については、「小倉鉄道」の概要を参照ください。

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