配布と派生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 16:04 UTC 版)
YaccはほとんどのUNIXシステムで、デフォルトのレキスカルアナライザジェネレータとして利用可能だった。Lexは多くのシステム、多くのプログラミング言語に移植されている。たとえばJava言語による字句解析器を生成するLex系ツールに、JLex、それを書き直したJFlexがある。このJFlexとJava言語用構文解析器CUPと組みあわせて用いることも行われている。
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配布と派生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 05:20 UTC 版)
Yaccは古典的なコンパイラコンパイラでありながら人気があり、今でもよく産業用や教育用に使われる。コンパイラを開発する目的に限らず、独自の設定ファイルの解析、プログラミング言語コンバータ開発、簡易電卓の例題による学習などに使われている。 YaccはほとんどのUNIXシステムで、デフォルトのパーサジェネレータとして利用可能だった。Yaccと上位互換を持つソフトとして、よく使われているGNUプロジェクトのBisonをはじめ、Barkeley Yacc(byacc)、BYACC/J、MKS Yacc、Abraxas pcyaccがある。いずれの派生版も改良されてはいるが基本的な部分は変わらない。むしろ現在yaccコマンドはbisonコマンドがラップし、-y オプションを付けることでPOSIX Yaccモードに縮小した機能で動くようになっている。 またYaccはJava、Ratfor、EFL、ML、Ada、Limboなどの言語を生成する版としても移植されている。 このうちJava向けには、Yaccと同様のLALR方式のjacc、CUP (JavaCUP)、SableCC、jay、またYaccと異なる方式では、LL(k)方式のJavaCCとCoco/R、そしてLL(*)方式のANTLRがある。Bisonのラッパで、アクション部をJava言語で書けてJavaクラスによる構文解析器プログラムを生成できるJBisonというものもある。 オリジナルのYaccはOpenSolarisの一部として更新されており、オープンソース化されている。ソースコードはPlan 9やOpenSolarisの標準的なディストリビューションに含まれる。
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