配布の問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 00:46 UTC 版)
既存製品に試供品の入ったパックを添付して商品を販売している場合に、試供品のパックだけを抜き取る者もいる。しかしこの場合の試供品パックは、商品に添付された景品(商品付加価値の一部)であるため、これを抜き取る行為は商品の一部を勝手に持ち去る行為(万引き)にも位置付けられ、犯罪となりうる。 また、公共の場で試供品だけを山と積んで任意に持ち去るのを許している場合、基本的には自由に持ち去って構わないが、これだけを大量に持ち去る者もいないではない。これは特に犯罪という訳ではなく、受け取る側の道徳ないし羞恥心上の問題である。ただし、試供品を提供した側である企業としては、宣伝という目的が果たせず、試供品が宣伝費を使って配付・提供されることから費用対効果の面で芳しくない。このため試供品提供企業側が配付方法を指定する傾向も見られる[要出典]。
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