道路・空港整備反対
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 14:08 UTC 版)
東京外環自動車道(外環道)や首都高速中央環状線での道路建設工事について、フランツ・ファノンの「ひとつの橋の建設がもしそこに働く人びとの意識を豊かにしないものならば、橋は建設されぬがよい、市民は従前どおり、泳ぐか渡し船に乗るかして、川を渡っていればよい。橋は空から降って湧くものであってはならない、社会の全景にデウス・エクス・マキーナ〔救いの神〕によって押しつけられるものであってはならない。そうではなくて、市民の筋肉と頭脳とから生まれるべきものだ」を引用した、社会的少数派を極端に重視する姿勢から「一人でも反対があったら橋を架けない」という「橋の哲学」に基づき、道路工事反対の住民運動の側に立ち、道路建設を軒並み凍結。東京湾横断道路の建設を目指していた1都2県で構成される東京湾総合開発協議会からも脱退し、活動停止に追い込んでいる。また、成田新幹線整備や東京国際空港(羽田空港)拡張にも反対を唱えた。 「東京外かく環状道路#反対運動」、「東京国際空港#歴史」、「成田空港問題」、および「成田空港問題の年表」も参照
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