走者がアウトになる場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 08:58 UTC 版)
「アウト (野球)」の記事における「走者がアウトになる場合」の解説
次の場合、走者はアウトになる(公認野球規則5.09(b)より抜粋)。 走者が、野手の触球を避けて、走路から3フィート以上離れて走った場合。 一塁に触れてすでに走者となったプレーヤーが、ベースラインから離れ、次の塁に進もうとする意思を明らかに放棄した場合(走塁放棄参照)。 走者が、送球を故意に妨げた場合、または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。 ボールインプレイで走者が塁を離れているときに触球された場合。 飛球が正規に捕らえられた後、走者が帰塁するまでに、野手に身体またはその塁に触球された場合(リタッチ参照)。 打者が走者となったために、進塁の義務が生じた走者が次の塁に触れる前に、野手がその走者またはその塁に触球した場合(フォースプレイ参照)。 走者が、フェアボールに、フェア地域で触れた場合。 無死または一死で、走者が得点しようとしたとき、打者が本塁における守備側のプレイを妨げた場合。 後位の走者がアウトとなっていない前位の走者に先んじた場合(後位の走者がアウトとなる)。 走者が正規に塁を占有した後に塁を逆走したときに、守備を混乱させる意図、あるいは試合を愚弄する意図が明らかであった場合。 走者が一塁をオーバーランまたはオーバースライドした後、ただちに一塁に帰塁しなかった場合。 走者が本塁に走り込むか、または滑り込んださいに、本塁に触れないで、しかも本塁に触れ直そうとしないときに、野手がボールを持って本塁に触れて、審判員にアピールした場合。
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走者がアウトになる場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 14:00 UTC 版)
次の場合、走者はアウトになる(公認野球規則7.08)。 塁を離れている状態で、球を持っている野手によって触球された場合。例外として、打者走者が一塁を駆け抜けたとき、二塁に向かう意思がないと審判員が判断した場合に限り、直ちに一塁に戻ることを条件として、触球されてもアウトにならない。二塁に向かうそぶりが少しでもあれば、触球されるとアウトになる。審判員の判断の基準は「打者走者に二塁へ向かう意思があるか否か」であって、打者走者がいる場所(フェアグラウンドにいるかファウルグラウンドにいるか)を判断の根拠としてはならない。 一塁に触れた走者が、塁と塁とを結ぶ線(ベースパス)を離れ、明らかに走塁を放棄したと審判員が判断した場合。 野手の触球を避けようとして、基準となるラインから 3 フィート(約 91 センチメートル)以上離れた場合。基準となるラインについての詳細は、スリーフットラインの項を参照。 送球を故意に妨げたり、打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。 まだ内野手が触れていない打球にフェア地域で触れた場合。 前の走者を追い越した場合、あるいは飛球を捕らえられたなどの理由で逆走しなければならないときに、前の走者に追い越された場合。(いずれにせよ、前の走者との位置関係が入れ替わってしまった場合に、本来後ろに位置するべき走者がアウトになる)同時に1つの塁を2人以上の走者が占有することは認められない。1つの塁に同時に2人以上の走者が触れている場合は、占有権は一番前の走者に与えられているので、それ以外の走者は触球されるとアウトになる(公認野球規則7.03)。 打者走者がいるために塁を明け渡し、次の塁に進まなければならなくなった走者が(これをフォースの状態という)次の塁に達するまでに、ボールを持った野手が走者または進塁すべき塁に触球した場合。これをフォースアウトという。走者がフォースの状態にあるときは、元いた塁の占有権は失っている。そのためフォースの状態にある走者は、元の塁に触れていても身体に触球されればアウトになる。 正しく次の塁に達している走者が、守備側を混乱させる目的でわざと逆走したと審判員が判断した場合。 ベースコーチが走者の身体に触れて、走塁を肉体的に援助した場合。
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