販売・配布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 16:20 UTC 版)
日本では薬店・薬局(調剤専門の薬局を除く)など、医薬品関係の販路を中心に、店前の自動販売機やコンビニエンスストア、スーパーマーケット、100円ショップ、アダルトグッズ販売店などで販売されている。東京の渋谷・原宿にはコンドーム専門店もある。 イギリス、ドイツ、中華人民共和国など、公衆トイレに自動販売機が設置されている国々もある。インターネットのショッピングサイトでも販売されている。 中学校や高等学校の「性教育」の一環で、生徒に無料配布する例もある。ブラジルでは公立中学校に無料配布機が設置されており、これにより「望まない妊娠が半減」したとの調査結果を保健省が発表している。これについては「(若年層あるいは性知識の乏しい者による)望まない妊娠を防げる」とする反面、「若年層の性交(婚前交渉)を促進している」などとの反対意見もあり、社会的合意形成までには至ってない。 進め電波少年では「バウドーム」と称して松村邦洋や出川哲朗が配布していた。 2008年、ブラジル政府は“世界最大の公共パーティ”と呼ばれるリオのカーニバル期間中、1950万個ものコンドームを無料配布した。名目は性感染症防止と避妊の両面である。オリンピック選手村では1988年ソウル大会から公式スポンサー会社が選手向けにコンドームを配布しており、2012年ロンドン大会では史上最多の15万個を配布するも“品薄”と報じられた。オリンピック選手と性の問題は度々報道で取り上げられる。 栄養ドリンク自動販売機の横(日本) 自動販売機(中国) 自動販売機 住宅街にある自動販売機(ドイツ) トイレにある自動販売機(ドイツ) コンドーム専門店(オランダ) 15万個のコンドームが公式配布された2012年オリンピック選手村
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