虎千代の家臣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 08:53 UTC 版)
「軍神ちゃんとよばないで」の記事における「虎千代の家臣」の解説
金津新兵衛 口ひげを生やした恰幅の良い老人。幼少時より虎千代の世話をしており、そのだらしなさに晴景同様手を焼いている。 小島弥太郎 ツノの生えた鉢金を身につけた青年。得物は長尺の棍棒。 元は雑兵だったが「鬼小島」と渾名されるほどの勇猛さを誇り、虎千代の初陣・三条長尾氏討伐にて大将首討ち取りと五十人斬りの功績を挙げ、虎千代の側仕えに取り立てられた。その忠義は虎千代個人に向けられており、新兵衛たちの手を焼かせることもある。 宇佐美定満 琵琶島城の城主。険のある顔つきをした細身の老人。旗印はウサギの頭部をかたどったもの。 中立派の立場を貫き、国主である晴景に反発を繰り返す、老獪で油断ならない人物。しかし虎千代との会談で彼女の器を認め、忠誠を誓った。その後も彼女の人心掌握術や兵法に感銘を受け、誤解を深め続けている。 柿崎景家 逆立った短髪に、顔に横一文字の傷跡を持つ筋肉質な大男。旗印は史実通り柿をかたどったものだが、逆さくらげや蕪と勘違いされることも多い。 大儀や信条を持たず、ただ強い相手と戦うことのみを望む体育会系の脳筋。槍の名手だが、戦場においても猪突猛進を繰り返し、野戦では滅法強いが策略には弱い。 黒田秀忠の甥と言うこともあって、以前は黒田と共に行動をしていたが、宇佐美によって虎千代の家臣へと取り込まれ、勝手に「上杉四天王」を名乗るようになった。 直江実綱 春日山城の譜代の家臣。大きなアフロヘアーに、短いどじょうひげを生やした武士口調の男。 奇矯な髪型に加え、好色家(巨乳好き)を公言して憚らない変人だが、策謀に長けた戦術家でもある。戦場でも前線に出るものの、内政や外交の方が得手であると自称している。 自らの愛欲ぶりを現す「愛」の一文字を掲げた兜を作らせたが、虎千代たちの反発に遭い、自分が使用することは断念。しかし将来、跡継ぎができたら譲るつもりでいる。 北条高広 北条城城主。リーゼントの髪型に、白い学生服を羽織り腹にさらしを巻いたヤンキーのような男性。家名の「北条(きたじょう)」が北条氏(ほうじょうし)と紛らわしいため、「たかひろ」と呼ばれている。 威勢が良く見栄っ張りだが、その実は極端な小心者。しかしその様子が母性本能をくすぐり、また命を張って家来を守ろうとするなど漢気も備えているため、人望は厚い。 武田軍に調略され虎千代に反旗を翻すも、恐れをなして開戦に至る前に降伏。お咎めは無かったものの、虎千代への忠誠心を疑われているのではないかという強迫観念に囚われ、恐怖に泣き叫びながらも戦に駆り出されている。
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