自民党公認候補
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2008年秋、自民党岩手県連の要請を受けて次期衆院選で岩手4区から自民党公認候補として出馬し小沢に挑戦する事を表明。 2009年3月、西松建設事件にかかわる政治資金規正法違反容疑で、小沢の資金管理団体「陸山会」会計責任者として東京地方検察庁に逮捕された小沢の公設第一秘書・大久保隆規に当該業務を引き継いだ前任者として存在を取り沙汰されている。 (高橋が違法行為に関与していたとしても)この問題が注目された時点で高橋の公訴時効は成立していたが、これを受けて自民党本部内には擁立に対する懸念も見られた。高橋自身は「献金の仕組みや授受にかかわったことはない」と否定し、あらためて立候補への意欲を示した。 2009年3月21日付の読売新聞は、東京地検特捜部が高橋を参考人として事情聴取したと報じた。西松建設関係者などによると、小沢の秘書時代にゼネコン業界の窓口となり、東北へ進出を図る西松建設へに献金の増額を要求。これを受け、西松建設側は年間2500万円前後を献金するために、西松設立の「新政治問題研究会」を利用したという。読売新聞は「新政治問題研究会」をダミー団体としているが、高橋は「『新政治問題研究会』が西松建設のダミーとは知らなかった」とし、違法献金の嫌疑を否定したという。 2009年8月30日に行われた第45回衆議院議員総選挙に自民党から出馬し、公明党の推薦も受けるものの落選。2010年4月上旬に政界引退の意向を支持者などに伝えた。ジャーナリストへの転身を目指すものの、将来的な政界復帰も視野に入れているとされている。 2010年3月、東京地検特捜部の事情聴取に応じたことが報道された。 2016年には自民党二階派が開いた選挙勉強会で指南役を務めた。
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