東京地方検察庁
東京地方検察庁(SEASON I)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:44 UTC 版)
「99.9-刑事専門弁護士-」の記事における「東京地方検察庁(SEASON I)」の解説
大友修一(おおとも しゅういち)〈60 → 61〉 演 - 奥田瑛二(SEASON II第2話) 東京地方検察庁検事正(SEASON I最終話で無期限昇格停止)。 深山の最大の因縁の相手であり過去に彼と面識があるが、大友自身は成人した深山のことは判らなかった。斑目とは学生時代からの知り合いで、連絡を取り合うことも有り、同窓による会食などでは親しげにふるまっているが、深山の父の一件では旧知として厳しい態度に出られている。机や卓を数本の指で叩き続ける癖がある。 SEASON I時点の23年前に、深山の父・大介が殺人容疑で逮捕・起訴された事件の担当検事であった。東京高等検察庁の検事長を目指していたが、最終話の事件の冤罪が明らかになったことにより、無期限昇格停止処分を受けた挙句に検事長は他の地検検事に座を譲ってしまう結果となり、自身の怒りが収まらなかった。 SEASON IIで、26年前の深山の父の事件に関して、深山が解明し突きつけた事件の真相を認めることはなかったが、自らの司法行為の責任を取り辞職する。 丸川貴久(まるかわ たかひさ)〈36 → 37〉 演 - 青木崇高(SEASON II第2話) 東京地方検察庁・検察官(SEASON I)→金沢地方検察庁・検察官(SEASON II)。 大友に従っており、融通が利かず、愛想がない。佐田の後輩にあたるため、彼に対しては先輩としての敬意を示しているが、深山と出会った頃には検察サイドとして弁護側には非協力的。しかし、深山たちに次々と有罪判断が覆されていき、不起訴の決裁が増えたとして稲葉や大友から「弱腰になったんじゃないのか」と注意されている。 深山たちの調査により無罪の可能性の出てきた案件の新証拠提示に対して、上司による証言内容や訴因の変更の指示などには難色や戸惑いを示しており、最終話では、佐田の「無実の人間を死刑に追いやることになっても良いのか」との問いかけや、立花の「検察は事実の解明に力を尽くすべき」という説得により、大友の意向に逆らって弁護側に協力し、結審後に「事実は1つですから。また法廷で会えることを楽しみにしています。」と言い残している。 SEASON IIでは金沢に転勤となっており、深山の父親の事件について訪ねてきた深山に協力し、解決後には検察として彼に謝罪した。 稲葉(いなば) 演 - 小市慢太郎 刑事部長。 大友を支え、検察組織を守るために動いている。SEASON I最終話では、無実の人間を起訴してしまったことによる冤罪に伴い、謝罪会見に立っている。
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