網干総合車両所とは?

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網干総合車両所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/03/07 03:11 UTC 版)

網干総合車両所
鉄道事業者 西日本旅客鉄道
管轄支社 神戸支社
所属略号 神ホシ
整備済み車両略号 網干総、AB
電車配置両数 1679両
合計配置両数 1679両
備考 2009年7月現在のデータ

網干総合車両所(あぼしそうごうしゃりょうしょ)は、兵庫県揖保郡太子町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の車両基地及び車両工場である。神戸支社が管轄している。

目次

組織体系

本所

1968年10月明石電車区網干派出所として開設したが、1970年3月に網干電車区として明石電車区から独立した。その後の2000年4月に、阪神・淡路大震災復興にともなう再開発に敷地を提供するため、鷹取工場の機能を移転統合して、網干総合車両所となった。

検修庫は3つあり、「第1検修庫」では221系以降のJR形式電車、「第2検修庫」では国鉄型電車・客車気動車の全般検査を行う。第1検修庫には8両編成までまとめて持ち上げることが出来るジャッキが設置されている。

山陽本線網干駅 - 竜野駅間に位置している。

明石支所

網干総合車両所明石支所(あぼしそうごうしゃりょうしょあかしししょ)は、兵庫県明石市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の車両基地である。神戸支社が管轄している。山陽本線(JR神戸線明石駅 - 西明石駅間にあり、上下電車線に挟まれる形となっているが、列車線からは直接入出区できないため、朝の敦賀発西明石行の新快速は大久保駅まで回送して入区している。

2000年4月に明石電車区の検修部門と統合して網干総合車両所明石支所となり、2004年に網干総合車両所明石品質管理センターとなったが、再び改称され現名称となっている。

加古川派出所

網干総合車両所加古川派出所(あぼしそうごうしゃりょうじょかこがわはしゅつしょ)は、兵庫県加古川市にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の車両基地である。

2009年7月に、組織改正で加古川鉄道部が廃止されたのに伴い、同鉄道部の厄神基地が統合されて、網干総合車両所加古川派出所となった。

加古川線厄神駅北隣に位置している。

鷹取支所

網干総合車両所鷹取支所(あぼしそうごうしゃりょうじょたかとりししょ)は、兵庫県神戸市須磨区にあった西日本旅客鉄道(JR西日本)の車両基地である。

鷹取工場と網干電車区が統合されて網干総合車両所が誕生したが、当時非電化であった和田岬線で運用されている気動車列車の車両基地として、山陽本線(JR神戸線)鷹取駅の北に隣接して設けられていた。

配置車両の車体に記される略号

網干総合車両所 所属略号

神ホシ」…神戸支社を意味する「神」と、網干を意味する「ホシ」から構成される。

整備済み車両の車体に記される略号

網干総」、「AB

現在の配置車両

223系1000番台
221系
103系(播但線)
321系
207系
103系(加古川線)
125系

アーバンネットワークのうち、東海道・山陽本線(琵琶湖線JR京都線JR神戸線)、福知山線(JR宝塚線)、JR東西線片町線(学研都市線)・湖西線で運用されている電車が集中的に配置されている。

2009年7月1日現在の所属車両は以下の通り[1]で、次の3箇所に分散して配置されている。

区所 電車 気動車 機関車 客車 貨車 合計
本所 899両 0両 0両 0両 0両 899両
明石 760両 0両 0両 0両 0両 760両
加古川 20両 0両 0両 0両 0両 20両
全体 1679両 0両 0両 0両 0両 1679両

本所

  • 221系(220両)
    • 8両編成(A編成)13本、6両編成(B編成)18本、4両編成(C編成)2本が所属している。
    • 東海道・山陽本線(琵琶湖・JR京都・JR神戸線)の快速や普通列車、福知山線(JR宝塚線)の快速を中心に運用されている。
    • 2008年3月より、C編成の一部が京都総合運転所に転属した。
  • 223系(660両)
    • 1000番台8両編成(W編成)9本、4両編成(V編成)5本、2000番台8両編成(W編成)30本、6両編成(J編成)14本、4両編成(V編成)61本が所属している。
    • 東海道・山陽本線(琵琶湖・JR京都・JR神戸線)の新快速や快速列車、普通列車を中心に運用されている。長浜駅以北、永原駅以北はV編成(ただし6000番台は除く)のみの運用となる。
    • 2000番台1次車(V編成)8本は、221系と併結して運転することを前提としている、221系の性能にして6000番台化された。これらは221系のC編成と運用が共通になっている。
    • 現在、岡山地区の快速「マリンライナー」の6連化に伴い(6連化は、2010年1月23日までに終了)、J編成2本・V編成1本が岡山電車区に貸し出されている。

明石支所

  • 207系(480両)
    • 7両編成(F編成)1本、4両編成(Z編成22本・T編成30本・H編成16本)68本、3両編成(S編成)67本、計136本が所属している。
    • 7両固定編成の試作車は321系と共通運用されている。
    • 3・4両編成は、東海道・山陽本線(琵琶湖・JR京都・JR神戸線)加古川駅 - 野洲駅、湖西線山科駅 - 近江舞子駅、JR東西線、片町線(学研都市線)、関西本線大和路線木津駅 - 奈良駅で運用されている。学研都市線では、3両編成を京田辺駅で分割併合を行い、京田辺駅 - 木津駅・奈良駅間は4両編成のみが運用されている。
  • 103系(6両)
    • 6両編成(R編成)1本が所属している。
    • 和田岬線で運用されている。昼間時間帯は乗務員の訓練車両としても使用されている。1編成しかないため、検査などで運用を離れると前述の207系が代走する。

加古川派出所

  • 103系(16両)
    • 3550番台車2両編成8本が所属している。ワンマン運転対応。
    • 横尾忠則デザインのラッピング車2両編成4本が含まれている。加古川駅 - 西脇市駅間でのみ運用され、西脇市駅 - 谷川駅間では運用されていない。
  • 125系(4両)
    • 1両編成4本が所属している。ワンマン運転対応。西脇市駅 - 谷川駅間は全列車が125系1両での運転。

過去の配置車両

歴史

  • 1965年6月:用地買収開始。
  • 1968年10月:明石電車区網干派出所として使用開始。
  • 1969年2月:増強工事開始。
  • 1970年3月:網干電車区として独立。
  • 2000年4月1日:網干電車区に、鷹取工場の機能を移転統合し、網干総合車両所に、明石電車区の検修部門を統合して網干総合車両所明石支所になる。鷹取工場内にあった和田岬線車両の車庫は網干総合車両所鷹取支所として残された。
  • 2001年7月1日:和田岬線の電化により、網干総合車両所鷹取支所を廃止。
  • 2004年6月1日:網干総合車両所明石支所を網干総合車両所明石品質管理センターに名称変更。
  • 2009年7月1日加古川鉄道部の廃止にともない、加古川鉄道部厄神基地を統合し、網干総合車両所加古川派出所となる。
  • 年月日不明:網干総合車両所明石品質管理センターを網干総合車両所明石支所に名称変更。

脚注

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  1. ^ 交友社鉄道ファン」2009年7月号 JR各社の車両配置表(2009年4月1日現在)、2009年7月1日加古川鉄道部廃止による転入

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