組織に関わり本編途中で死亡した人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:50 UTC 版)
「黒の組織」の記事における「組織に関わり本編途中で死亡した人物」の解説
広田 健三(ひろた けんぞう) 声 - なし 10億円強奪犯の1人。本名は不明。年齢は48歳、身長170センチメートル、東京都出身。 タクシー運転手で、運転技術を買われて広田雅美に雇われた。盗んだ金を独り占めにして姿を消したが、「健三の唯一の肉親である娘」を名乗った広田雅美の依頼を受けた小五郎たちに居場所を知られ、雅美から連絡を受けて先に合流した広田明に絞殺される。 趣味は競馬で、競走馬の名であるゴーカイテイオーに由来する「ゴウ」「カイ」「テイ」「オウ」という名前を4匹の飼い猫につけていた。 広田 明(ひろた あきら) 声 - 手塚秀彰 10億円強奪犯の1人。本名は不明。年齢は自称28歳。身長190センチメートルを超える大男。荒っぽい性格だが、腕っぷしを買われて広田雅美に雇われた。 広田健三が盗んだ金を持って姿を消した後、「健三の唯一の肉親である弟」で九州出身の広田明と偽り、サングラスをかけた大男の探偵(声 - 徳丸完)に捜索を依頼する。雅美から連絡を受けて健三と再会するが、彼に裏切られた怒りから彼を絞殺。その後、ジンとウォッカから睡眠薬と偽って渡された青酸カリを雅美から飲まされて死亡する。 岸井(きしい) 声 - 千葉一伸 アニメ第128話「黒の組織 10億円強奪事件」に登場した10億円強奪犯の1人。 広田雅美(宮野明美)に雇われた。ギャンブル好きで、かなりの借金を抱えている。ガードマンとして四菱銀行に潜入し、現金輸送車の扉を中から開ける役目を担っていた。事件後、銭湯から自宅に帰る途中でウォッカに射殺される。 貝塚 士郎(かいづか しろう) 声 - なし アニメ第128話「黒の組織 10億円強奪事件」に登場した10億円強奪犯の1人。 元レーサーとしての運転技術を買われ、広田雅美(宮野明美)に雇われた。銀行から車で逃走する際にレーサー並みの猛スピードで運転し、コナンのスケボーによる追跡を振り切る。事件後、マンションの自室でジンに射殺される。 広田 正巳(ひろた まさみ) 声 - 中博史 南洋大学の教授で、宮野明美の恩師。61歳。妻・登志子(としこ、声 - 朝倉佐知)と共に静岡県で暮らしていた。名前は、明美の偽名「広田雅美」の由来にもなっている。 研究所にいた頃の宮野志保(灰原哀)が誤って明美に送ってしまった、組織の重要データ入りフロッピーディスク (FD) を持っていたため、組織はFDの中身を見た可能性のある広田を抹殺しようと考えたが、教え子の1人でモデルの白倉 陽(しらくら あきら、声 - 子安武人)から組織とは無関係に個人的な恨みを買い、組織が始末する前に白倉の手で殺害される。 なお、FDは最終的にコナンたちが入手したが、組織のコンピュータ以外のコンピュータで立ち上げるとコンピュータウイルス「闇の男爵(ナイトバロン)」が発生し、データを完全破壊するようになっていたため、コナンたちは情報の入手に失敗している。 板倉 卓(いたくら すぐる) 声 - 大友龍三郎 組織と契約したゲームのシステムエンジニア。45歳。 以前は映画の特殊視覚効果に関わる有名なCGデザイナーであったが、点字を必要とするほど視力が低下したことでエンジニアに転向した。職業上、有希子をはじめとした各国の女優と面識があり、シャロン(ベルモット)とは犬猿の仲だったことが知られている。有能なシステムエンジニアとして組織に目をつけられ、ベルモットの発注によりあるソフトウェアを作らされる。日記には、以前そのソフトを作ろうとした際に「我々人間のために断念した」と書いているが、その具体的な内容は不明。 視力だけでなく心臓も手術が必要なほどに病んでおり、ソフトを未完成のままにして海外へ高飛びしようとしていたが、友人の相馬 竜介(そうま りゅうすけ、声 - 阪脩)から組織とは無関係に個人的な恨みを買っていたため、組織が始末する前に相馬の手で心疾患を利用され、殺害される。
※この「組織に関わり本編途中で死亡した人物」の解説は、「黒の組織」の解説の一部です。
「組織に関わり本編途中で死亡した人物」を含む「黒の組織」の記事については、「黒の組織」の概要を参照ください。
- 組織に関わり本編途中で死亡した人物のページへのリンク