筋弛緩薬とは? わかりやすく解説

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筋弛緩薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/06 04:42 UTC 版)

筋弛緩剤(きんしかんやく)または筋弛緩剤は、神経細胞膜などに作用して、筋肉の動きを弱める医薬品である。作用部位により、中枢性筋弛緩薬と末梢性筋弛緩薬に分類される[1]。末梢性筋弛緩薬のうち、神経筋接合部に作用するものは神経筋遮断薬と呼ばれ、作用機序から、脱分極性と非脱分極性に大別される。日本では、非脱分極性筋弛緩薬のロクロニウムが頻用されている。




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筋弛緩薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:58 UTC 版)

全身麻酔」の記事における「筋弛緩薬」の解説

体動を防いだり、筋緊張取り除いて手術操作をしやすくする目的用いるが、十分な麻酔深度があると判断するこれ以上投薬しないことも多い。高濃度局所麻酔薬用いて硬膜外麻酔行えば十分な腹壁筋弛緩得られる

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筋弛緩薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:58 UTC 版)

全身麻酔」の記事における「筋弛緩薬」の解説

かつては脱分極性筋弛緩薬を麻酔科医経験則基づいて使用していた。覚醒時には始発呼吸出現待って拮抗薬使用する方法一般的であった。しかしこの方法では、筋弛緩状態からの回復が不十分である可能性がある。神経刺激装置は、比較安価で、それを用いて客観的に筋弛緩からの回復確認して麻酔覚醒をはかることが望まれる

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筋弛緩薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:58 UTC 版)

全身麻酔」の記事における「筋弛緩薬」の解説

ベクロニウム(マスキュラックス) 非脱分極性筋弛緩薬である。拮抗薬ネオスチグミン(ワゴスチクミン)がある。 パンクロニウム脱分極性筋弛緩薬である。ベクロニウム比較して作用時間長いスキサメトニウム 脱分極性筋弛緩薬である。 ロクロニウム(エスラックス) 非脱分極性筋弛緩薬である。作用ベクロニウム類似するが、作用発現までの時間が短い(1、2分)。スガマデックス(ブリディオン)で拮抗されるが、ネオスチグミンでも拮抗される。

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筋弛緩薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 07:16 UTC 版)

麻酔薬」の記事における「筋弛緩薬」の解説

詳細は「筋弛緩薬」および「神経筋遮断薬英語版)」を参照 筋弛緩薬(きんしかんやく)は、患者意識を失わせたり、痛み和らげたりするものではない。代わりに患者意識を失わせた後(麻酔導入)、骨格筋麻痺(まひ)させることで挿管手術容易にするために使用されることがある脱分極筋弛緩剤サクシニルコリン英国ニュージーランドオーストラリア、その他ではスキサメトニウム欧州では「Celokurin」(セロクリン)または略して「celo」(セロ)と呼ばれるデカメトニウム英語版) 非脱分極性筋弛緩薬短時間作用ミバクリウム英語版ラパクロニウム英語版) 中時間作用アトラクリウム シサトラクリウム(英語版ロクロニウム英語版ベクロニウム 長時間作用アルクロニウム英語版ドキサクリウム英語版ガラミン メトクリン英語版パンクロニウム ピペクロニウム英語版ツボクラリン

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