第五艦隊とは? わかりやすく解説

第5艦隊

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第五艦隊 (初代)

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第五艦隊 (日本海軍)」の記事における「第五艦隊 (初代)」の解説

最初の第五艦隊は、支那方面艦隊増援部隊として、1938年昭和13年2月1日附で編制された(司令長官塩沢幸一中将参謀長田結穣少将)。塩沢司令長官重巡洋艦妙高旗艦指定した。第五艦隊の新編により、支那方面艦隊麾下三個艦隊第三艦隊第四艦隊・第五艦隊)を擁し北支方面第四艦隊を(北支部隊)、中支方面第三艦隊を(中支部隊)、南支華南方面に第五艦隊(南支部隊)を充当することになった南支部隊指揮官塩沢幸一第五艦隊司令長官)の軍隊区分は、主隊(妙高)、北方部隊第十戦隊第2小隊、第1砲艦隊、第3駆逐隊、第1防備隊)、南方部隊第五水雷戦隊多摩東沙島通信隊)、南支第一航空部隊第三航空戦隊司令官指揮)、南支第二航空部隊第一航空戦隊司令官指揮)、南支第三航空部隊第四航空戦隊司令官指揮)、聯合空襲部隊第一空襲部隊〈二聯空〉、第二空襲部隊一聯空〉)となった同年5月1日、第五艦隊司令長官指揮官とする「D部隊」が編成され厦門攻略作戦D作戦」がはじまった10日海軍陸戦隊厦門島に上陸した20日厦門攻略作戦完了した同年10月上旬廣東攻略作戦への協力開始する海軍部隊は、陸軍輸送船団護衛航空兵力による地上支援おこなった日本陸軍は「波号」作戦日本海軍は「Z号」作戦作戦部隊を「Z部隊」と呼称した。 同年12月15日、第五艦隊司令長官塩沢中将から近藤信竹中将へ、五艦隊参謀長田結少将から山口多聞少将交代した支那方面艦隊戦力縮小され、第五艦隊(南支部隊)は、第九戦隊(主隊)、第五水雷戦隊南支監視部隊)、第二根拠地隊珠江部隊)、第三根拠地隊厦門部隊)、第三聯合航空隊第六航空基地部隊)、附属部隊となった1939年昭和14年1月19日大本営海南島攻略発令し日本陸軍は「登」号作戦日本海軍は「Y」作戦呼称した。陸軍第21軍が、海軍は第五艦隊が攻略作戦実施するY作戦のうち、陸軍協同でおこなう海口方面攻略作戦を「甲作戦」、海軍のみでおこなう三亜楡林方面攻略を「乙作戦」と呼称した。第五艦隊司令長官近藤信竹中将指揮官とするY護衛艦隊編成された。2月10日陸海軍部隊海南島上陸作戦をおこなう。乙作戦12日発動し14日三亜楡林占領した同年6月中旬より汕頭攻略作戦実施21日同地占領する10月20日、第五艦隊長官近藤中将から高須四郎中将交代した11月上旬からは第21軍とともに南寧攻略作戦おこない陸軍は「和号作戦」、海軍は「N作戦」)、N護衛艦隊(第五艦隊、第二航空戦隊、第11駆逐隊神川丸千代田)が編成されている。 11月15日日本海軍支那方面艦隊改定実施した支那方面艦隊麾下三個遣支艦隊編制し第四艦隊独立させたのである従来第三第四・第五艦隊は「~遣支艦隊」に改名した。このとき旧第三艦隊は「第一遣支艦隊」に、旧第四艦隊は「第三遣支艦隊」に改名した。旧第五艦隊は「第二遣支艦隊」に改称され司令長官高須四郎中将)、旗艦妙高から鳥海変更された。 改名前後バイアス湾上陸作戦海南島攻略作戦参加している。太平洋戦争突入後、第一第三遣支艦隊規模縮小して根拠地隊降格したが、第二遣支艦隊だけは敗戦まで艦隊維持している。

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