立体射影とは? わかりやすく解説

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立体射影

読み方りったいしゃえい
【英】:stereographic projection

3次元空間での球に関する極変換変形で, 球の中心以外の点をその球に関して極変換した平面への中心からの垂線の足に対応させる変換である. 立体射影により, 変換中心点を通る球は, その点を通らない平面変換される. 例えば, (0,0,1)\,中心とする半径1の球面基本となる2次曲面として採用した場合極変換では, xy\,平面(0,0,1/2)\,中心とする半径1/2\,の球へ変換される.


ステレオ投影

(立体射影 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 14:06 UTC 版)

ステレオ投影(ステレオとうえい、: stereographic projection)は、球面平面投影する方法の一つである。ステレオ投影は複素解析学地図学結晶学写真術など様々な分野で重要である。


  1. ^ 訳注:本文中にもあるように、planisphereは「星図」の古い呼び名なので、星図投影とも読める。
  2. ^ a b Snyder (1993).
  3. ^ According to (Snyder 1993), although he acknowledges he did not personally see it
  4. ^ Snyder (1989).
  5. ^ According to (Elkins, 1988) who references Eckert, "Die Kartenwissenschaft", Berlin 1921, pp 121--123
  6. ^ Wulff, George, Untersuchungen im Gebiete der optischen Eigenschaften isomorpher Kristalle: Zeits. Krist.,36, l-28 (1902)
  7. ^ Cf. Apostol (1974) p. 17.
  8. ^ Cf. Pedoe (1988).
  9. ^ Cf. Shafarevich (1995).
  10. ^ 河瀬和重 (2014): Lambert正角円錐図法及びその極限としての平射図法の座標換算式に係る包括的導出に関する研究, 平成25年度調査研究年報, 国土地理院技術資料A4-No.12, 80–83
  11. ^ 月の地形図 国土地理院サイト



立体射影

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 03:18 UTC 版)

メビウス変換」の記事における「立体射影」の解説

以下の図は、メビウス変換リーマン球面の上への立体射影であることを示すものである球面の上への射影をするとき、不動点無限遠にある特別の場合には、任意の場所に不動点を持つ場合と何も違わないように見えることに特に注意一方不動点無限遠にある場合 二つ不動点対蹠位置にある場合 不動点任意の場所にある場合

※この「立体射影」の解説は、「メビウス変換」の解説の一部です。
「立体射影」を含む「メビウス変換」の記事については、「メビウス変換」の概要を参照ください。


立体射影

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 05:07 UTC 版)

超球面」の記事における「立体射影」の解説

詳細は「立体射影」を参照 3次元埋め込まれ2 次元球面2 次元平面の上へと立体射影によって写像できるのと全く同じように、n 次元球面n 次元超曲面の上へと立体射影の n 次元バージョンによって写像することができる。例えば、半径 1 の 2 次元球面上の点   [ x , y , z ] {\displaystyle \ [x,y,z]} は xy 平面上の点 [ x 1 − z , y 1 − z ] {\displaystyle \left[{\frac {x}{1-z}},{\frac {y}{1-z}}\right]} に写る。言い換えると、   [ x , y , z ] ↦ [ x 1 − z , y 1 − z ] . {\displaystyle \ [x,y,z]\mapsto \left[{\frac {x}{1-z}},{\frac {y}{1-z}}\right].} 同様に半径 1 の n 次元球面 S n − 1 {\displaystyle \mathbf {S} ^{n-1}} のステレオグラフ射影は   x n {\displaystyle \ x_{n}} 軸に垂直な n − 1 {\displaystyle n-1} 次元超平面 R n − 1 {\displaystyle \mathbf {R} ^{n-1}} に次のように写る [ x 1 , x 2 , … , x n ] ↦ [ x 1 1x n , x 2 1x n , … , x n1 1x n ] . {\displaystyle [x_{1},x_{2},\ldots ,x_{n}]\mapsto \left[{\frac {x_{1}}{1-x_{n}}},{\frac {x_{2}}{1-x_{n}}},\ldots ,{\frac {x_{n-1}}{1-x_{n}}}\right].}

※この「立体射影」の解説は、「超球面」の解説の一部です。
「立体射影」を含む「超球面」の記事については、「超球面」の概要を参照ください。

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