神語とは? わかりやすく解説

かみ‐ごと【神言/神語/神詞】

読み方:かみごと

神のお告げ神託託宣

神または神事に関する語りごと。


かむ‐ごと【神言/語】

読み方:かむごと

かみごと(神言)1」に同じ。

住吉(すみのえ)に斎(いつ)く祝(はふり)が—と行くとも来とも舟は早けむ」〈・四二四三


しん‐ご【神語】

読み方:しんご

神の言葉

神聖な言葉


神語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/10 18:25 UTC 版)

神語(しんご)とは、「幸魂奇魂守給幸給」(さきみたま くしみたま まもりたまえ さきはえたまえ)の事で、最も重要な「唱詞(となえことば)」でもある。


  1. ^ 日本書紀、巻第一
  2. ^ 『出雲大社教布教師養成講習会』発行:出雲大社教 教務本庁、平成元年9月、全427頁中182頁
  3. ^ 三度唱えて礼拝する。
  4. ^ 『えんむすび』発行:出雲大社教青年部、昭和55年6月17日発行、全226頁中53頁


「神語」の続きの解説一覧

神語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 09:09 UTC 版)

出雲大社教」の記事における「神語」の解説

神語(しんご)とは出雲大社教出雲大社などが神事などで用いる最も重要な唱え詞。神語は、すなわち「幸魂奇魂守給幸給」(さきみたま くしみたまもりたまえ さきはえたまえ)である。 日本神話で、大国主大神少彦名去られてしまい、大変に困っていた。その時海原照らし寄ってくる神があった。それが「幸魂奇魂であった大国主大神は、自分生命中に潜む幸魂奇魂」という偉大な御霊力により「縁結び大神」になられた。 「幸魂奇魂守給幸給」は、花が「咲く」、布を「裂く」という言葉のように、「増加」や「分裂の意味と、「」や「串」の言葉のように「整える」や「統一する」という意味を持つ。神語を唱えれば分化繁殖したものを統一し調和のとれたものとなり発展し大国主大神の道に神習い、明るく和やかな日々送れるという。この「神語」を「奉書」して出雲大社奉納る神語奉書大切な儀礼である。 仏教では「南無阿弥陀仏」とか「南無妙法蓮華経」…、またキリスト教では「アーメン」ともいう。出雲大社では「神語」すなわち「幸魂奇魂守給幸給」(「さきみたま くしみたまもりたまえ さきはえたまえ」)である。神語を唱える事により、大国主大神から御霊力を頂く事ができ、大きな幸せの縁を結んで頂けるという。 なお葬儀慰霊祭などでは幽冥神語(ゆうめいしんご)「幽世大神憐給恵給幸魂奇魂守給幸給」(かくりよおおかみ あわれみたまえめぐみたまえ さきたまくしみたま まもりたまえさきわえたまえ)を唱える。「神語」も「幽冥神語」も通常三唱するが、非常にゆっくりと、また独特な節回し用いる。

※この「神語」の解説は、「出雲大社教」の解説の一部です。
「神語」を含む「出雲大社教」の記事については、「出雲大社教」の概要を参照ください。

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