田中 寅彦とは? わかりやすく解説

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田中寅彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/21 01:19 UTC 版)

田中 寅彦(たなか とらひこ、1957年4月29日 - )は、将棋棋士高柳敏夫名誉九段門下。大阪府豊中市出身。棋士番号127。棋聖のタイトルを獲得。竜王戦1組通算9期。順位戦A級通算6期。日本将棋連盟理事(2005年5月 - 2009年5月、2011年5月 - 2013年6月)。2012年12月に当時専務理事であった谷川浩司の会長就任に伴い、日本将棋連盟専務理事となり2013年まで務めた。


  1. ^ 「元祖」という呼び方に関して、アマチュア強豪の大木和博(大木は将棋のアマチュア棋戦で支部名人1回・赤旗名人3回獲得の戦績を有する)から訴えられたが、「二人とも元祖や創始者と呼ばれるにふさわしい」というのが裁判所の結論である(一審から最高裁まで、結論は一貫してそうであった。「居飛車穴熊戦法」訴訟参照。)結論としては、田中寅彦は「居飛車穴熊戦法の元祖」と呼ばれるのにふさわしい。(また同様に、大木も元祖と呼ばれるのにふさわしい。ちなみに世の中のさまざまなことで「元祖」と呼ばれたり名乗るのにふさわしい人が2〜3人いるという状態はさほど珍しくない)。(実際)居飛車穴熊自体は、史実では、1968年の第27期名人戦第2局で先手番の升田幸三が居飛車穴熊のコンセプト(当時の棋戦解説では「珍しい左穴熊」と記された。棋譜は週刊将棋編「不滅の名勝負100」(毎日コミュニケーションズ)で確認できる。)を後手番の大山康晴の四間飛車相手に実践していた。
  2. ^ とはいえ、後輩から「学ぶに値する先輩」とみなされ研究され、後輩が育ち、やがて乗り越えられてゆくことは、先輩としての功績であり名誉である。その羽生世代も既に、後輩世代の手本となり乗り越えられる側という状況になっている。
  3. ^ たとえば『羽生善治 神様が愛した青年』の帯にこの表現がある。
  4. ^ 使用駒が一字表記で、と「成銀(「全」の「王」部分で横線が四本)」の表記が似ていることによる「成銀打ち」の反則は、島朗も1998年の銀河戦で行っている。島朗#人物を参照。


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棋風」の記事における「田中寅彦」の解説

洞察力の鋭い居飛車党居飛車穴熊串カツ囲い飛車先不突矢倉無理矢理矢倉など、多く序盤戦術の躍進貢献

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 17:34 UTC 版)

聖 -天才・羽生が恐れた男-」の記事における「田中寅彦」の解説

第6巻のみ。1988年12月27日第11回オールスター勝ち抜き戦村山との対局描写された。(結果村山が勝ち)

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:36 UTC 版)

5五の龍」の記事における「田中寅彦」の解説

大内紹介譜面作成手伝う。居飛車穴熊パイオニアで、流行戦法として作中でも何度登場

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