歴史上の国家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 14:46 UTC 版)
「極超大国」という言葉を、過去に存在した支配的な国家に当てはめる者もいる。アメリカの学者エイミー・チュアは著書Day of Empire(最強国の条件)の中で、アケメネス朝、唐帝国、ローマ帝国、モンゴル帝国、オランダ帝国、イギリス帝国を歴史上覇権を握ることに成功した国家とし、失敗例としてスペイン帝国、大東亜共栄圏、第三帝国を挙げた。そのうえで、現代の極超大国がアメリカ合衆国である、と述べている。歴史上では、大国というものは複数地域にまたがって他を凌駕する政治力を有している国を指すとされている。たとえばローマはペルシアのサーサーン朝、古代インドや中国を征服することは無かったが、地中海沿岸の全域を軍事的、文化的、経済的に独占していた。
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