檳榔

実用日本語表現辞典

ビンロウ

別表記：檳榔

アジア圏などで見られるヤシの仲間、および、その植物から作られる嗜好品。ガムまたは噛みタバコのように噛んで成分を染み出させる。ビンロウにはアレコリンと呼ばれる物質が含まれるという。

（2012年10月25日更新）

デジタル大辞泉

び‐ろう〔‐ラウ〕【^×檳^×榔／蒲^＝葵】

読み方：びろう

ヤシ科の常緑高木。九州以南の海岸に近い森林に自生。高さ3〜10メートル。幹は直立し、頂に葉が集まってつく。葉は手のひら状に深く裂けていて、垂れ下がる。雌雄異株。春、葉の付け根から枝分かれした柄を出し、黄白色の小花を多数つける。実は熟すと青磁色。

びん‐ろう〔‐ラウ〕【^×檳^×榔】

読み方：びんろう

ビンロウジュの別名。

難読語辞典

檳榔

読み方：ビロウ（ｂｉｒｏｕ），　アジマサ（ａｊｉｍａｓａ），　ビリョウ（ｂｉｒｙｏｕ）

ヤシ科の常緑高木、園芸植物

歴史民俗用語辞典

檳榔

読み方：アジマサ（ａｊｉｍａｓａ）

ビロウの古名。

植物名辞典

檳榔

読み方：ビロウ（ｂｉｒｏｕ），　アジマサ（ａｊｉｍａｓａ），　ビリョウ（ｂｉｒｙｏｕ）

ヤシ科の常緑高木、園芸植物

学名 Livistona chinensis var.subglobosa

ウィキペディア

檳榔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/04/03 02:32 UTC 版)

檳榔

• ビロウ - ヤシ科の常緑高木 (Livistona chinensis)。中国名は蒲葵。枇榔、ホキ、クバ、アヂマサ等とも呼ばれる。
• ビンロウ - ヤシ科の高木 (Areca catechu)。中国名は檳榔。種子が噛みタバコとなる。

Weblio日本語例文用例辞書

「檳榔」の例文・使い方・用例・文例

• 土人は檳榔子を噛む
• 檳榔子（繊維の外皮の真っ赤またはオレンジの単一の種のある果物）をつける南東アジアのヤシ
• 乾燥葉が南東アジア人によって檳榔子（ビンロウの種）で噛まれるアジアのトウガラシ植物
• 檳榔という植物
• 檳榔という植物の葉を細く裂いたもの
• 檳榔という植物の葉を裂いて糸状にしたもの
• 檳榔毛の車という乗り物
• 檳榔子という染め色
• 檳榔樹の果実