東20系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:45 UTC 版)
東20 : 東京駅丸の内北口 - 茅場町 - 門前仲町 - 東京都現代美術館 -(←住吉駅/江東橋→)- 錦糸町駅 東20 : 門前仲町 - 東京都現代美術館 -(←住吉駅/江東橋→)- 錦糸町駅 東京都現代美術館が最寄りの東京メトロ東西線木場駅、都営地下鉄新宿線菊川駅から徒歩15分程度であり、JR線の駅から離れている位置に存在するため、そのアクセス改善を目的として2001年7月20日に新設された系統である。そのためかダイヤが特徴的で、平日日中は毎時1本、土曜日日中は毎時2本、休日日中は門前仲町 - 錦糸町駅の区間便も含め毎時3本程度の運行となり、平日日中より土曜日・休日日中の方が本数が多い。 門前仲町 - 錦糸町駅の区間便の設定があるように現在では、三ツ目通りからの錦糸町・門前仲町へのアクセスの性格も強くなっている。 沿線の富岡八幡宮において3年に1度8月中旬に例大祭が行われ、実施の際は当系統が走る永代通りにおいて交通規制が行われるため、迂回運行および東京駅 - 茅場町・永代橋と木場駅 - 錦糸町駅の区間運行が行われる。この迂回運行は、原則として門21の経路(冬木経由)で行われることが多い。 当初は江東営業所が担当し、現代美術館への輸送を主目的にしていた。このためダイヤは休館日(月曜)・平日・土曜・休日に分かれ、運行時間も美術館の開館時間帯のみであった。また、区間便も、当初は東京駅側からのアクセスを主眼においていたこともあり、東京駅丸の内北口 - 現代美術館が運転されていた。その後、徐々にではあるが沿線地域の交通機関として浸透し、ダイヤも通常系統と同じように3本立てとなり、終日運行されるようになった。 2005年4月1日、臨海に移管されたことで現代美術館の区間便が廃止され、錦糸町駅 - 門前仲町が設定された。この結果、当初とは打って変わって錦糸町駅側の方が本数が多くなっている。 2008年4月1日に東22乙系統が東20乙系統になり、担当が臨海に変わったことで運用も変わった。出入庫は臨海車庫より回送だったが、秋26系統もしくは錦22系統で出庫し東20系統で使用されたのちに錦22系統で入庫するよう改められた。 2016年(平成28年)4月1日には住吉一丁目 - 錦糸町駅間の錦糸町方向が住吉駅経由から錦11系統、および深川営業所の錦13系統と同じく江東橋経由に変更となった。 東22系統との混同をさけるため、紫色の方向幕を使用していた。かつては同系統のみ唯一紫色の方向幕を使用していたが、2012年4月のスカイツリー開業直前のダイヤ改正の際に青戸支所の錦37系統が上23、草39などの系統との誤乗車防止策として紫色の幕に変更している。 2022年(令和4年)3月31日をもって路線が廃止された。
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