東邦車輛株式会社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:35 UTC 版)
トレーラ(コンテナトレーラ、重量物トレーラ、平床式トレーラ、バン・ウイング・アオリ、各種トレーラ等) タンクローリ(石油タンクローリ、特殊タンクローリ等) バン・ウイング(アルミバントラック、ウイングバン、ウイングトレーラ、バントレーラ等) ダンプトラック(大型ダンプ、ダンプトレーラ等) 粉粒体輸送車(カーボンダンプ、飼料輸送車等) 環境整備車両(バキュームカー、汚泥吸排車、大風量強力吸引作業車、廃油ローリ、飲料用給水車、散水車等) 作業車・特殊車両 (空港用医療車、 ヤードキャリア等) トレーラーや特殊車両の一部を除いて新明和本体の特装車事業との重複が多いが、東邦車輛には塵芥車はない。また、同社は同社製バキュームカーについて“「吸の東邦」(東急車輛時代は「吸の東急」)の異名を持つ”と自称している。 東急車輛製造の特装自動車事業を継承した東急車輛特装株式会社(2010年(平成22年)4月1日設立)を譲受したもの。社名のルーツは東急車輛製造が合併した東邦特殊自動車工業株式会社(1964年(昭和39年)6月1日合併)。 大阪にアフターサービス(修理・部品販売)を行う東邦車輛サービス株式会社(旧・東急車輛サービス)がある。東邦車輛サービスは前述の新明和オートエンジニアリングの指定サービス工場ともなっている。東急車輛製造傘下時代は東急車輛製造の仙台・広島・福岡の各サービス営業所でも部品販売の取り扱いがあった。東邦車輛となってからは仙台サービス営業所と横浜サービス営業所(広島)が移転し、またそれらと福岡サービス営業所は東急車輛製造より移管されている。2013年(平成25年)1月22日に広島は福岡に集約された。 2016年(平成28年)にバキュームカーの真空ポンプ用臭気対策機能つき潤滑油として「デオマジックVC1オイル」を発売。前述の塵芥車用に先立ち発売されているが、それとは異なりパンフレットには東邦製以外のポンプに使用時の不具合は保証できない旨表記はあるものの、他社製では使用できないわけではない。ただし、ポンプ潤滑油であるため新明和本体が採用する水封式等のオイルフリータイプには使用できない。
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