ありすがわ‐の‐みや〔ありすがは‐〕【有栖川宮】
有栖川宮
有栖川宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 19:00 UTC 版)
有栖川宮は江戸時代に創設された宮家であったが、10代目当主の威仁親王が1913年7月5日に嗣子なく薨去したため、旧皇室典範の規定により断絶が確定、その後、威仁親王妃慰子(やすこ)の薨去により正式に断絶した。有栖川宮家の祭祀は、歴代当主の勲功により大正天皇の特旨を以って、第3皇子の光宮宣仁親王が新たに高松宮家を興した上で継承した。 宣仁親王は1987年2月3日に世を去ったが、事件当時は妃の喜久子が在世中であったため、有栖川宮の祭祀は引き続き高松宮家で執り行われていた。「有栖川宮の祭祀継承者」はあり得ない話だったが、偽の結婚式に出席した石田純一やダイアモンド☆ユカイなどの芸能人を含む多くの人が欺かれた。特に石田純一は、後に首謀者の一人として疑われ、東京地方検察庁から事情聴取を受けている。 また、ラジオプロデューサーを名乗る人物から披露宴の音楽担当と余興を依頼されて出席したダイアモンド☆ユカイは、出演料を受け取る為ホテルの一室を訪ねると、室内に無造作に散りばめられたお札の中から出演料を渡されたといい、祝儀から捻出されているのではないかと疑問を持ったという。また、逮捕報道時には「犯人扱いされているみたい」と感じたという。
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