曇徴とは? わかりやすく解説

どんちょう【曇徴】

読み方:どんちょう

7世紀高句麗(こうくり)の僧。推古天皇18年610渡来五経通じ彩色絵画)、紙墨製法水力利用した臼の製法伝えたという。生没年未詳


どんちょう 【曇徴】

高句麗の僧・画家五経詳しく彩画堪能であったという。六一〇(嬰陽王二一)年に僧法定と共に渡日して、五経彩画工芸及び紙・墨・漆・などの作り方教えた古く法隆寺金堂壁画作者を曇徴にあてた説もあった。(五七九~六三一)どんど小正月村境などで行う火祭門松注連飾などを集めて焼く。どんど焼その場所をどんど場といって道祖神などが祀ってある。→ 左義長

曇徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 16:29 UTC 版)

曇徴(どんちょう、生没年不詳)は、610年3月高句麗嬰陽王法定とともに日本の朝廷に貢上し、来日したである[1]


  1. ^ a b c d e 曇徴』 - コトバンク
  2. ^ 碾磑(みずうす、てんがい)とは、穀物を挽くための、水力を利用した臼のこと。その後の日本では、殆ど普及することはなかった。
  3. ^ 元亨釈書』(1322年成立)は、この記述を写したもの。「釋曇徴。推古十八年三月。高麗國貢來。沙門法定共之。微渉外學善五經。又有伎藝。造碾磑工彩畫」。日本書紀の「彩色」は絵の具のことであるが(『新編日本古典文学全集 (3) 日本書紀 (2)』, 小学館, 1996, p.562)、虎関師錬は「彩画が巧みであった」と解釈している。
  4. ^ 「十八年春三月。高麗僧曇徴。法定二口來。太子引入斑鳩宮。問之以昔身微言。二僧百拜。啓太子曰。我等學道年久。未知天眼。今遙想昔。殿下弟子而遊衡山者也。太子命曰。師等遲來。宜住吾寺。即置法隆寺」
  5. ^ 坂本太郎『聖徳太子』吉川弘文館国史大辞典〉、1997年。 
  6. ^ a b c d 和紙』 - コトバンク
  7. ^ 寿岳文章『日本の紙』吉川弘文館日本歴史叢書〉、1996年5月1日、1-21頁。ISBN 4642066381 
  8. ^ 柳橋真『和紙』平凡社〈世界大百科事典 第2版〉、2007年。 
  9. ^ グローバル世界大百科事典
  10. ^ 담징 曇徵韓国民族文化大百科事典https://web.archive.org/web/20110609231137/http://100.nate.com/dicsearch/pentry.html?s=K&i=289933&v=43 
  11. ^ Ⅲ 古代社会の発展明石書店〈新版韓国の歴史 国定韓国高等学校歴史教科書〉、2000年https://web.archive.org/web/20130728100241/http://f17.aaacafe.ne.jp/~kasiwa/korea/textbook_korea/3_4.html 
  12. ^ a b “歴史の共同研究 聞く耳持たぬ中韓ではなく米台と始めるべき”. NEWSポストセブン. (2013年7月28日). オリジナルの2015年2月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150209201923/https://www.news-postseven.com/archives/20130728_200027.html 


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