普化宗とは? わかりやすく解説

ふけ‐しゅう【普化宗】

読み方:ふけしゅう

禅宗一派。唐の普化開祖建長年間(1249〜1256)に伝来江戸時代栄え宗徒虚無僧(こむそう)と称して尺八奏し諸国遍歴修行下総小金一月寺武蔵青梅の鈴法寺本山とした。明治4年(1871)廃宗。普化禅宗


普化宗

読み方:フケシュウ(fukeshuu)

鎌倉時代覚心によって伝えられ禅宗一派


普化宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/23 14:34 UTC 版)

普化宗(ふけしゅう)は、日本仏教禅宗のひとつ。9世紀中国臨済義玄と交流のあった普化を始祖とするため、臨済宗(禅宗)の一派ともされる。普化は神異の僧であり、神仙的な逸事も多く、伝説的要素が強い。虚無宗(こむしゅう)とも言い[1]虚鐸尺八)を吹きながら旅をする虚無僧で有名。




「普化宗」の続きの解説一覧

普化宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 22:44 UTC 版)

「禅」の記事における「普化宗」の解説

詳細は「普化宗」を参照 9世紀臨済録登場する普化因み始まる。普化についての記録ほとんどない。虚托(尺八)を吹きながら旅をする虚無僧で有名。日本から中国渡った法燈国師が、中国普化宗16代目張参に弟子入りし1254年帰国することで、日本伝わった本山一月寺現在の千葉県松戸市)に置かれていた。 江戸時代幕府により組織化されたが、江戸幕府との繋がり強かったため、明治になって1871年明治政府により解体された。宗派としては失われ臨済宗編入された(ちなみに一月寺は現在日正宗属する)。しかし、尺八や虚托の師匠としてその質を伝え流れが現在も伝わっている。

※この「普化宗」の解説は、「禅」の解説の一部です。
「普化宗」を含む「禅」の記事については、「禅」の概要を参照ください。

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