新小説とは? わかりやすく解説

しんしょうせつ〔シンセウセツ〕【新小説】

読み方:しんしょうせつ

文芸雑誌明治22年(1889)1月饗庭篁村(あえばこうそん)らにより創刊、いったん中絶明治29年(1896)7月幸田露伴編集再刊昭和2年(1927)1月黒潮」と改題同年3月春陽堂発行夏目漱石の「草枕」や田山花袋の「蒲団(ふとん)」など、多く名作発表した


新小説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 07:56 UTC 版)

新小説』(しんしょうせつ)は、戦前日本に存在した文芸雑誌の一つ。1889年(明治22年)1月から1890年6月まで(第1次)、および1896年7月から1926年11月まで(第2次)発行された。1927年(昭和2年)1月から、『黒潮』(くろしお)と改題し、同年3月まで3号のみ発行した。


  1. ^ a b c d e コトバンクサイト内の記事「新小説」の記述を参照。


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新小説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 16:30 UTC 版)

朝鮮文学」の記事における「新小説」の解説

19世紀末期に入ると、列強各国アジア進出し朝鮮においても外国圧力の中で近代化進められることになる。文学でもこの時期一つ転換期を迎える。即ち、李人稙の『혈의누 (血の涙)』に始まるいわゆる「新小説」と呼ばれる小説形態誕生である。新小説は1910年前後登場したそれまでの「古代小説」から近・現代小説への過渡期的な小説形態である。新小説と呼ばれるものは他に『畜会議録』(安国善)、『雪中梅』(具然学)、『自由の鐘』(李海朝)などがある。これらの大部分古代小説見られる勧善懲悪ストーリーを引きずっており、また旧来の思想・文化極端に批判したりする内容ではあるが、言文一致文体新聞等のメディア通した文学普及という点で新しい。新小説と呼ばれる作品それほど多くはなく、李光洙の『無情』の登場でやがて消えていくことになる。

※この「新小説」の解説は、「朝鮮文学」の解説の一部です。
「新小説」を含む「朝鮮文学」の記事については、「朝鮮文学」の概要を参照ください。

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