新卓球(ラージボール)
歴史と沿革
日本卓球協会が研究し1988年に新卓球として生まれた競技です。仕様の研究にあたっては、日本卓球株式会社の協力により、さまざまな大きさ・重さ・色のサンプルボールが提供され、最大直径50mmのボールまでテストしました。最終決定のテストには元世界チャンピオンや元全日本チャンピオンなどトップレベルにあった元選手が集まり、何時間もかけて最も楽しめたボールを選びました。
研究の発端は、全国会議で「卓球を始めた子どもたちが、簡単にラリーが続かないので飽きてやめてしまうケースがある。なんとかならないか。」といった声があがったことでした。そのため、「幼児から高齢者まで初めて卓球に触れる方がすぐに楽しめるボール」として開発されました。とはいえ、元チャンピオンたちがボールを選び抜いたためか、ベテラン選手や高齢者にも好評。新卓球(ラージボール)は、通称で「ラージボール」「ラージボール卓球」と呼ばれ、単独で愛好する人も急増しています。
試合方法やルールは既存の卓球とほぼ同じですが、卓球初心者にも卓球の魅力が充分に感じられるよう用具やルールが開発されています。使用するボールが卓球よりも大きく軽いのでスピードも回転数も遅く、ラケットに当てるのが容易で、気軽に卓球のおもしろさを味わうことができます。
全国大会をはじめとする数多くの大会が全国各地で開催されています。
競技方法
ルール
道具、コートなどの説明
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