新京成での編入車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/30 07:00 UTC 版)
「京成1100形電車」の記事における「新京成での編入車」の解説
京成から譲渡されたモハ20形・クハ20形・クハ500形・クハ2000形を新京成で1971年(昭和46年)から全金製車体に更新する際に1100形に編入したもの。 モハ20形 モハ27→モハ1105(二代目)20形のうち、1931年の鋼体化(火災から復旧)時に車体を延長して200形と同形態・同性能になった車両。 クハ20形 クハ20→サハ1108、クハ22→サハ1109、クハ29→サハ111020形のうち、戦後の鋼体化時に車体を延長せず100形火災復旧車と同様の半鋼製非対称車体を新造した車両。 20形(木造車、車体長は100形と同じ)は12両製造され、27以外は戦前に電装解除された。上記4両以外はすべて戦後早期までに廃車された。 クハ2000形 クハ2017→サハ1111、クハ2018→サハ1112戦災国電のうち、元の車体を活用せず(台枠のみ活用)、半鋼製対称型車体を新造した車両。台車は更新直後は旧来のTR-11形を使用したが、後にD-16形に交換された。 クハ500形 クハ503→サハ1113、クハ504→サハ1114、クハ505→サハ1115、クハ508→サハ1116500形のうち、京成で更新せず、半鋼製車体のまま譲渡された車両(506・509は更新されず廃車)。 1111以降(1971~2年更新)は客扉が1200ミリに拡大され、また客扉窓には小窓が採用。250形・550形と同形になった。こちらも他の旧型車と混結で使用されたが1988年までに全車廃車された。
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