改姓名・日本語教育・他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 17:26 UTC 版)
「NHKスペシャル シリーズ 「JAPANデビュー」」の記事における「改姓名・日本語教育・他」の解説
皇民化運動の事例として創氏改名とともにとりあげられ、改姓には独特の規制があり、役所の昇給の条件であったと紹介された改姓名について、台湾研究フォーラム会長の永山英樹は「1.6%に過ぎず強制でないことは一目瞭然だ」と主張した。 同番組で「漢民族でした」というナレーションとともに紹介された台湾人は「私は漢民族ではない」と明言している。 大高未貴らは、番組に出演したパイワン族の名前を間違えて放送したことを指摘した。朝日新聞 や『撃論ムック』「NHKの正体」 では正しいとされる名前で報じられている。中村粲はこれについて、名前が誤っていても訂正に応じないのであれば、訂正放送条項は死文に等しいではないかと批判した。 『正論』は、番組の「学校や新聞などで中国語を禁止とし、日本語の使用を強要します」との説明について、戦後、国民党が来るまで中国語(北京語)は話されておらず、また、日本語が定着したのは多言語社会の台湾で民族間の共通語となったからであると指摘する。台湾独立建国聯盟主席の黄昭堂は、台湾人意識というものは日本統治時代の日本語教育による各種族間の共通語の確立、通信や交通、経済開発による住民同士の盛んな交流によって形成を容易とし、また台湾独立運動の中で近年生じたものであると指摘している。
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