小富士原家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 17:30 UTC 版)
小富士原 侘び介(こふじわら わびすけ) 大富士原財閥分家の頭領で小富士原商事の社長。私立秀峰制覇学園の理事長も務めている。大富士原財閥の財産継承権権利を保有するが、序列は末席。自称「財閥No.2」だが、自称に過ぎない。痩せた細面に口ひげを生やし、いかにも貧相で狡猾な感じの男でその外見通りの小物。髪は左右で天を突くようにとがった形で、コガラシをして「小物にしては強気」「並々ならぬ野心を感じる」と言わしめたが、血を見ることを激しく嫌う小心者。一児の父だが、現在は独身。大富士原家の特権・「世界メイド総支配」の力で世界征服を成すべく、メイド忍軍を雇い入れなえか達の身柄を狙う。 財産継承の日が迫った頃、メイド忍軍を指揮しなえかと全重郎の連続誘拐事件・「侘び介の大乱」を起こしたものの失敗、最後は氷柱花に見限られて逮捕、失脚することとなった。その後は山寺に籠り、ネロ秀に後を託そうとしても、由里からは「望み無し」と返答される。 小富士原 ネロ秀(こふじわら ネロひで) 侘び介の息子で、理事長の子息という立場と財力を使い生徒会長にのし上がった、自称“生徒皇帝”。100kgを超える幸助以上の巨漢で、唇が分厚く、ツリ目。髪が左右で上方にとがり、2本角の鬼のような顔貌。重度の眼鏡っ娘フェチ。 自らのダイエットのため購買部から甘味関係の飲食物を撤去させたり、自らの趣味で「女子のスカートを短くさせる」、「コンタクトレンズ禁止」などの暴挙を実行するきわめて我侭かつ尊大な性格の持ち主。侘び介が失脚してからは理事長職を継ぎ、校則までも改編しさらなる暴挙を尽くしている。 なえかとは遠い血縁者であり、幼い頃からなえかにちょっかいを出しては(主に股間に)逆襲を受けている。幼い頃は「男の自分の方がバストがある」となえかを小馬鹿にしていたが、彼女が巨乳に成長してからは逆に「胸デブ」と呼ぶようになり、さらなる報復を買っている。その逆恨みから屈服させようとするが、返り討ちによって全身包帯だらけで病院送りにされる自業自得のオチを常に迎えている。 はた迷惑な行動で周囲に手を焼かせる人物ではあるものの、父親の野心や策動については無関心であり、そういう意味で特に悪辣な人間と言うわけではない。
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