女山神籠石
名称: | 女山神籠石 |
ふりがな: | ぞやまこうごいし |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 福岡県 |
市区町村: | みやま市 |
管理団体: | みやま市(昭31・11・24) |
指定年月日: | 1953.11.14(昭和28.11.14) |
指定基準: | 史1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | 昭和52.07.14 |
解説文: | 標高195mを有する女山と称せられる丘陵の山腹を縫うて4箇所の溪谷に跨って連互するもので、現在露呈している部分は特に西面並に南斜面の地域であるがその全長約2900mと推せられる。列石は巨大な切石の並列より成るもので、往々母岩を利用した箇所も存する。西の傾斜面に粥餅谷、長谷、源吾谷、産女谷の4溪谷があり、いずれも水門を存するが、これ等は長方形の石材を以て構成されており、殊に粥餅谷、長谷の水門は保存状態も良好である。わが国上代の遺跡として学術的価値が高い。 S51-6-029[[女山]ぞやま]神籠石.txt: 本史跡は昭和28年11月14日の指定である。既指定地は列石線の左右約5メートルの帯状地であるが、近年、指定地外の採土工事が指定地近辺にも及び、一部では指定地がき損されるという憂慮すべき状況に至ったため、列石が確認されている粥餅谷以東の必要部分を面として追加指定し、遺構の保存を図るものである。 |
女山神籠石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/15 06:24 UTC 版)
女山神籠石(ぞやまこうごいし)は、筑後国山門郡(現在の福岡県みやま市瀬高町大草)にあった日本の古代山城(分類は神籠石系山城)。城跡は国の史跡に指定されている。
- ^ 『古代山城 鬼ノ城 -展示ガイド-』 総社市教育委員会、2012年、p. 20。
- ^ 齋藤慎一・向井一雄 「西日本の古代山城」『日本城郭史』 吉川弘文館、2016年、p. 45。
- ^ 『季刊考古学 第136号 -特集 西日本の「天智紀」山城-』 雄山閣、2016年、p. 14。
- ^ 向井一雄 『よみがえる古代山城 国際戦争と防衛ライン(歴史文化ライブラリー440)』 吉川弘文館、2017年、p. 11。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z みやま市史 資料編 上巻 2017, pp. 391–397.
- ^ a b c d 女山神籠石 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 女山神籠石 2013.
- ^ a b 女山神籠石(国史).
- ^ a b 女山神籠石(平凡社) 2004.
- ^ a b c d e 山内古墳群説明板。
[続きの解説]
「女山神籠石」の続きの解説一覧
- 1 女山神籠石とは
- 2 女山神籠石の概要
- 3 概要
- 4 山内古墳群
- 5 文化財
- 6 関連項目
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