太陽神
太陽信仰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 02:01 UTC 版)
太陽神である天照大神は、三種の神器のひとつ八咫鏡を神体として祀られる。この鏡は『日本書紀』によればもとは宮中に祀られていたが、崇神天皇(第10代天皇)6年に笠縫邑に移し皇女の豊鍬入姫命に祀らせ、垂仁天皇(第11代天皇)の時代に皇女倭姫命が伊勢国へ移しこれが現在の皇大神宮(伊勢神宮の内宮)であるという。この笠縫邑は三輪山の西麓の檜原神社 の地であると伝えられる。檜原神社は大神神社の摂社で、天照大神若御魂神などを祀る。神体は山中の磐座である。 また古代には、延喜式神名帳に式内大社として載せられている神坐日向神社 が三輪山の頂上に祀られていて太陽祭祀に深く関わっていた神社であったと推測されている。現在この日向神社は三輪山の西麓にあり、頂上には高宮社(高宮神社)が祀られており、日向御子神を祭神としている。日向神社も高宮社も大神神社の摂社である。
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