かい‐ちゅう〔クワイ‐〕【回虫/×蛔虫】
回虫
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回虫(カイチュウ、蛔虫とも)は、ヒトをはじめ多くの哺乳類の、主として小腸に寄生する動物で、線虫に属する寄生虫である(「分類」を参照)。狭義には、ヒトに寄生するヒトカイチュウ Ascaris lumbricoides を指す。ヒトに最もありふれた寄生虫であり、世界で約十億人が感染している[1]。本項では主としてヒトカイチュウについて記載する。
注釈
出典
- ^ Molecular Biology of the Cell. 4th edition. chapter 25. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK26917/
- ^ 「寄生虫駆除剤サントニンの国産化に成功」『中外商業新報』1938年(昭和13年)4月9日(昭和ニュース事典編纂委員会『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p.687 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 世相風俗観察会『増補新版 現代世相風俗史年表 昭和20年(1945)-平成20年(2008)』河出書房新社、2003年11月7日、35頁。ISBN 9784309225043。
- ^ 熱帯病治療薬研究班 「寄生虫症薬物治療の手引き」 http://trop-parasit.jp/HTML/page-DL.htm
- ^ 日本寄生虫学会用語委員会 「暫定新寄生虫和名表」 2008年5月22日 Archived 2011年4月14日, at the Wayback Machine.
「回虫」の例文・使い方・用例・文例
- 寄生の一例は、人間の腸に住む回虫である。
- 先日便に回虫が出ました。
- 回虫(など).
- 腹に回虫がわいた
- 動物の内臓に寄生する様々な寄生虫(特に回虫)の総称
- 脊椎動物の腸の寄生性の虫、特に回虫、サナダムシ、および吸虫類
- 無体節ぜん虫:回虫
- 脊椎動物の腸内に寄生する大型回虫類
- 回虫科の標準属:3つの唇のある口を持つ回虫
- 前肛門吸盤を持つ回虫
- 小麦に寄生する小型回虫
- 人間や他の宿主の腸壁にしっかりへばりつくための鉤状の口部を持つ吸血寄生回虫
- 糸のような回虫
- 脊椎動物の血液と組織に生息する細長い糸のような回虫
- 非常に細長い回虫
- 人間や他の脊椎動物の皮膚の下にすむインド・アフリカ産の寄生回虫
- 鉤虫、ぎょう虫、回虫の寄生を治療するのに使われる駆虫薬
- 回虫や蟯虫の寄生を治療するのに用いられる駆虫剤
- 人間の腸に回虫属の線形動物が侵入すること
- ブユ類の吸血によって皮膚下に侵入する細い糸状回虫(フィラリア)の体内侵入
回虫と同じ種類の言葉
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