条虫

デジタル大辞泉

じょう‐ちゅう〔デウ‐〕【条虫／^×絛虫】

読み方：じょうちゅう

条虫綱の扁形動物の総称。すべて寄生性。体は扁平でひも状。前端部以外は細かく分かれた体節からなる。瓜実(うりざね)条虫・有鉤(ゆうこう)条虫・無鉤条虫など。さなだむし。

さなだ‐むし【^▽真田虫／条^＝虫】

読み方：さなだむし

条虫(じょうちゅう)の俗称。平たい体節部が真田紐に似る。

生物学用語辞典

サナダムシ

同義/類義語：条虫
英訳・(英)同義/類義語：Cestoda

動物の分類で、扁形動物門条虫綱に属する寄生性の動物。

「生物学用語辞典」の他の用語

生物の名前総称など：

コムギサビキン  ゴリラ  サソリ類  サナダムシ  サルパ類  シアノバクテリア  シスゴルジ網

ウィキペディア

サナダムシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/02 00:12 UTC 版)

サナダムシ（真田虫）またはジョウチュウ（条虫、絛虫）は、条虫綱（Cestoda）に分類される扁形動物の総称。成体はすべて人体の消化管中で生息する寄生虫である。テニア科や裂頭条虫科などが含まれる。名前の由来は真田紐に似ていることによる。日本の古代には「寸白（すばく）」とよばれた。長いと10m以上になるものも存在する。

Weblio日本語例文用例辞書

「条虫」の例文・使い方・用例・文例

• イヌ糸条虫は犬の心臓や血管に寄生する。
• 被嚢に包まれた嚢のような条虫の幼虫
• 条虫綱の1科
• 条虫
• 幼虫は人間と家畜に寄生する条虫
• テニア科の標準属：条虫
• ブタを媒介宿主として使い人間に寄生する条虫
• 寄生条虫類の種による腸の感染症
• 幼虫のエキノコックス（条虫）の体内浸入
• エキノコックスという条虫
• 裂頭条虫という動物