サナダムシ
サナダムシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 17:30 UTC 版)
サナダムシ(真田虫)またはジョウチュウ(条虫、絛虫)は、条虫綱(Cestoda)に分類される扁形動物の総称。成体はすべて人体の消化管中で生息する寄生虫である。テニア科や裂頭条虫科などが含まれる。名前の由来は真田紐に似ていることによる。日本の古代には「寸白(すばく)」とよばれた。長いと10m以上になるものも存在する。
- ^ 長澤和也「日本産淡水魚類に寄生する条虫類目録(1889-2015年)」『広島大学総合博物館研究報告』第7巻、広島大学総合博物館、2015年、89–115頁。
- ^ a b c 田近謙一「扁形動物門」、白山義久 編『バイオディバーシティ・シリーズ 5 無脊椎動物の多様性と系統』岩槻邦男・馬渡峻輔 監修、2000年、裳華房、118–120頁。
- ^ 「激しい頭痛の原因は脳に寄生したサナダムシ」『AFPBB News』、2015年11月7日。2020年7月19日閲覧。
- ^ 新田理人・松本優・浦部美佐子「和歌山県産アオリイカ(頭足綱:ヤリイカ科)の鰓に寄生していたキュウカジョウチュウ(吸花条虫)属の1種Anthobothrium sp.(条虫綱:“四葉目”)の幼虫」『タクサ:日本動物分類学会誌』第55巻、日本動物分類学会、2023年、9–14頁。
- 1 サナダムシとは
- 2 サナダムシの概要
- 3 特徴
- 4 サナダムシを題材とした作品
「サナダムシ」の例文・使い方・用例・文例
- サナダムシのページへのリンク