古式の形とは? わかりやすく解説

柔道形

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柔道形(じゅうどうかた)とは、日本伝講道館柔道において、攻撃防御の理合いを習得するために行われる形稽古のことである。柔道では単に(かた)と呼ばれる。)(かた)による形稽古は日本の武道日本の武術)では普遍的な稽古法である。


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  16. ^ 大辻広文 第10回世界柔道形選手権大会及びIJF形トレーニングキャンプ報告 柔道 1 2019
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  19. ^ 国民礼法研究会『昭和の国民礼法』帝国書籍協会 1941
  20. ^ 小笠原清忠『武道の礼法』日本武道館 2010
  21. ^ 伊藤四男『女子柔道・護身術」精文館書店 1965
  22. ^ 乗富政子『女子柔道教本』潤泉荘 1972
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  24. ^ 中村民雄『今なぜ、武道か』日本武道館 2007
  25. ^ 『嘉納治五郎大系』8巻P.71「攻防式国民体育」
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  35. ^ a b 『柔道の真髄 神技三船十段 [完全版]』
  36. ^ 『警視庁柔道基本 捕手の形]』
  37. ^ 平野時男『柔道世界投げ歩る記』
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  39. ^ 『道と術』三船久蔵
  40. ^ a b 光本.連絡の形.
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古式の形

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柔道形」の記事における「古式の形」の解説

古式の形(こしきのかた)は、創始者嘉納治五郎学んだ柔術起倒流」と「天神真楊流」のうち、起倒流竹中派伝えられていた形をそのまま保存したのである乱取り等は着衣のみの軽装行われるが、この形は鎧組討(よろいくみうち)を想定している。初期には「起倒流表裏の形」「起倒流の形」などと称されていた。嘉納師範は、柔道勝負上の精妙理合い原則理解させるために古式の形を残した。表の形14本、裏の形7本であり、表は荘重優雅に段をつけて、裏は敏速果敢に段をつけずに動作するこのかたちは1990年平成2年)に統一されたものである1894年明治27年5月20日小石川下富坂町講道館道場新築され、落成式の際に嘉納小田勝太郎相手演じ勝海舟(勝も起倒流修行経験があった)が感極まったといわれ次のような書を贈っている。「無心而入自然之妙、無為而窮変化之神」(無心にして自然の妙に入り無為にして変化の神を窮む)。 表体(たい) 夢中(ゆめのうち) 力避(りょくひ) 水車(みずぐるま) 水流(みずながれ) 曳落(ひきおとし 虚倒(こだおれ) 打砕(うちくだき) 谷落(たにおとし) 車倒(くるまだおれ) 錣取(しころどり) 錣返(しころがえし) 夕立(ゆうだち) 滝落(たきおとし) 裏身砕(みくだき) 車返(くるまがえし) 入(みずいり) (りゅうせつ) 坂落(さかおとし) 雪折(ゆきおれ) 岩波(いわなみ) 嘉納治五郎 - 古式の形:こしきのかた

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