はかせ‐ごう〔‐ガウ〕【博士号】
はくし‐ごう〔‐ガウ〕【博士号】
博士
(博士号 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 14:45 UTC 版)
博士 (はくし、はかせ: Ph.DまたはD.Ph 英: Doctor's degree ドクター・ディグリー)(日本の学位は「はくし」、昔の大学寮の官職名は「はかせ」であった)は、多くの国の高等教育機関・体系の中で与えられる学位のうち最高位のものである(博士の学位参照)。国によっては事実上博士より上位の学位が存在することもある(例:明治31年廃止された[1]大博士)。英語からドクターともいい[2]、世界の教育レベルを分類しているISCEDでは最高位のレベル8、欧州資格フレームワーク (EQF) でも最高位のレベル8と定義されている。
注釈
- ^ 体裁が悪いという理由で後に「返仁会」に改称されている。
出典
- ^ a b 16 我が国の学位制度の主な変遷|文部科学省
- ^ 新村出編『広辞苑 第六版』(岩波書店、2011年)2236頁および松村明編『大辞林 第三版』(三省堂、2006年)2018頁参照。
- ^ a b “「博士」の末は…就職難 かつては名誉、変わりゆく境遇:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年3月20日閲覧。
- ^ a b c d e 井原望「技術者のための社会人ドクターのススメ」『生物工学会誌』第94巻第8号518頁(2016年)
- ^ 前期2年の課程を除く
- ^ 大学改革支援・学位授与機構より、大学院の博士課程に相当する教育を行なうと認められたもの
- ^ 前期2年の課程を含む
- ^ 大学改革支援・学位授与機構より、大学院の修士課程に相当する教育を行なうと認められたもの
- ^ 専門職大学を除く。また学部に置かれる学科のうち、専門職学科を除く
- ^ a b 専門職短期大学を除く
- ^ a b 大学改革支援・学位授与機構より、大学の学部を卒業した者と同等以上の学力を有すると認められた者
- ^ 大学改革支援・学位授与機構より、大学の学部に相当する教育を行なうと認められたもの
- ^ 専門職学科を除く
- ^ a b c 学位規則(昭和28年文部省令第9号) 第5条の2
- ^ オックスフォード大学. “University of Oxford answers”. 2015年9月1日閲覧。
- ^ オックスフォード大学. “University of Oxford”. 2015年9月1日閲覧。
- ^ “Research Doctorate Programs”. americangraduateeducation.com. 2015年9月1日閲覧。
- ^ “The page cannot be found (404 Error), EPSRC website”. epsrc.ac.uk. 2015年9月1日閲覧。
- ^ 文部省令 学位規則「第10条 大学及び独立行政法人大学改革支援・学位授与機構は、学位を授与するに当たっては、適切な専攻分野の名称を付記するものとする。同 第11条 学位を授与された者は、学位の名称を用いるときは、当該学位を授与した大学又は独立行政法人大学改革支援・学位授与機構の名称を付記するものとする。」
- ^ 内務省衛生局編『日本医籍』忠愛社明22
- ^ 中央教育審議会大学分科会大学院部会(第62回)資料4-1 学位論文の「公表」に係る法令上の取扱いについて(2012年10月5日)
- ^ 国立国会図書館「博士論文の国立国会図書館への送付等について」(2013年3月11日)
- ^ 国立国会図書館リサーチ・ナビ「国内博士論文」
- ^ 『朝日新聞』2009年6月6日、東京版朝刊、37頁
- ^ The AQF Second Edition, Department of Education and Training, (2013-01)
- ^ 「日立返仁会とは」(HITACHI)
- ^ 【科学記者の目】「博士は就職できない」に変化/優秀な即戦力に企業動く『日経産業新聞』2019年10月26日(先端技術面)
- ^ “食べていけない博士を量産、国内の博士人材追跡調査”. 大学ジャーナルオンライン (2022年2月2日). 2022年2月25日閲覧。
- ^ “工学・理学・社会・人文…日本で「博士号」取得後に待ち受ける“リアルな格差””. 現代ビジネス (2022年2月23日). 2023年3月22日閲覧。
- ^ 『朝日新聞』2008年1月6日朝刊、東京版、34面。
- ^ “博士の学位授与の取消しについて”. 東京大学. 2022年2月25日閲覧。
- ^ “京大が初の博士号取り消し 論文盗用を認定|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞”. 京都新聞. 2022年2月25日閲覧。
- ^ “東京大学、論文に関する不正行為で3名の博士号取り消し”. リセマム. 2022年2月25日閲覧。
- ^ “学位授与の取消しについて”. 国立大学法人 東京医科歯科大学. 2022年2月25日閲覧。
- ^ “学位授与の取消し及び学位記の返還について”. 広島大学. 2022年2月25日閲覧。
博士号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 17:14 UTC 版)
「スティス・トンプソン」の記事における「博士号」の解説
1912–1914年、ハーバード大学でジョージ・ライマン・キトレッジ(英語版)に師事し、博士号を取得。このときの論文は「北米インディアンの説話における欧州からの借用や類話 (European Borrowings and Parallels in North American Indian Tales)」というものであり、1919年に改稿を経て再版されている。この論文のそもそもの発端というのは、同教授から与えられたあるテーマであったが、それはカナダ西部のディネ族系チペワイアン族から収集された「強くなった少年」が、北ドイツ・北欧系の類話「青いリボン」の類話の伝播であるかを問うものであった。
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博士号
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明治28年(1895年)に帝国大学文科大学講師、翌29年(1896年)には文科大学教授になる。新任式に臨んで、通明は「東洋の漢学は自分とともに滅ぶ。おまえ達は私の目の黒いうちに謹んで講義を聴け」とあいさつしたといわれている。通明は明治32年(1899年)、文学博士の学位を授与されている。これは秋田県人として初めての博士である。なおこの際、論文の提出を求められたが、自己の論文を評価できる者などいないと断っている。よって、東京帝国大学総長の推薦という特別なかたちで学位が授与された。
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博士号
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「インディアナ州立大学」の記事における「博士号」の解説
Doctor of Athletic Training (D.A.T.: アスレチック・トレーニング学博士) Doctor of Health Science(D.H.Sc.: 健康総合科学博士) Doctor of Nursing Practice(D.N.P.: 看護学博士) Doctor of Philosophy(Ph.D: 学術博士) Doctor of Psychology(Psy.D.: 心理学博士) 注釈 米国で取得出来る学位に関して。例えば、音楽学修士(M.M.)や教育学修士(M.Ed)、美術学士(B.F.A.)などのように特化した分野を除き、通常は"Bachelor/Mater of Arts (M.A.)"とか"Bachelor/Mater of Science (M.S.)"となる。但し、これは字面通りの「芸術学士/修士」とか「理学士/修士」という意味ではなく「どのレベルの学士/修士号か」と解釈されるのが普通。例えば、「卒業論文がなく修士号を取る場合に、M.A.を授与することはかなり稀」という現象はあっても「M.S.であったらかといって卒業論文がない容易な学位とも限らない」上に、「文系の学位なのにM.S.になる」、また「数学の修士号なのにM.A.」という不思議な現象が起こる。
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博士号
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「ロバート・デ・ニーロ」の記事における「博士号」の解説
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「博士号」の例文・使い方・用例・文例
- 博士号
- 彼は中国の大学から博士号を授けられた
- 名誉博士号
- 博士号を持っていたおかげで彼女はその仕事に就くのに有利な立場になった
- 彼は言語学での博士号に向けて勉強している
- 博士号取得者
- 私は以前から、博士号を取りたいと思っている。
- 私は彼のお陰で博士号を取ることができた。
- 私は彼の援助によって博士号を取ることができた。
- 彼は春に博士号を取得する。
- 彼女は博士号を取得した。
- 彼は30歳になる前に博士号をとる決心をしている。
- 今年の夏は博士号を取るための勉強をしなければなりません。
- ホーキングは1962年に大学を卒業すると、物理学の博士号を取得するために研究を始めた。
- 博士号.
- 医学博士号を取る.
- 彼は博士号を受けることになっている.
- 医学博士号を持っている.
- 彼は博士号をとったからもう成功は間違いなしだ.
- 私は博士号を 1993 年に獲得しました.
博士号と同じ種類の言葉
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