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はかせ-ごう ―がう 3 【博士号】
はくし-ごう ―がう 3 【博士号】
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博士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/14 20:48 UTC 版)
(博士号 から転送)
博士(はくし)は、学位の最高位(博士の学位参照)。ドクターのこと。俗に「はかせ」ということもあるが、「はくし」というのが正式である。
博士課程に在籍して学位審査に合格、修了した者に授与される課程博士と、在学しないまま学位審査に合格した者に授与される論文博士がある。また、学位ではないが、名誉称号としての名誉博士なども存在する。外交儀礼上、各国政府要人等が博士号取得者である場合、官名の後に博士閣下と敬称する事例が見受けられる。ドクター取得者は、欧米向けにはPh.D.(ピーエイチディー)と呼称されることも多い。
| 分類 | 大区分 | 小区分 | 授与される標準的な課程 |
|---|---|---|---|
| 学位 | 博士 | 規定なし | 大学院の博士課程 (前期2年の博士課程を除く) |
| 修士 | 規定なし | 大学院の修士課程 (前期2年の博士課程を含む) |
|
| 専門職学位 | 法務博士(専門職)[1] | 法科大学院 | |
| 教職修士(専門職)[1] | 教職大学院 | ||
| 修士(専門職)[1] | 専門職大学院 (法科・教職大学院を除く) |
||
| 学士 | 規定なし | 大学 | |
| 短期大学士 | 規定なし | 短期大学 |
| 分類 | 大区分 | 小区分 | 授与される標準的な課程 |
|---|---|---|---|
| 称号 | 準学士 | 規定なし | 高等専門学校 |
| 高度専門士 | 規定なし | 特定の専修学校の専門課程 (主に4年制以上) |
|
| 専門士 | 規定なし | 特定の専修学校の専門課程 (主に2~3年制) |
- ^ a b c 学位規則(昭和28年文部省令第9号) 第5条の2
- ^ 「我が国の文教施策」(平成3年度)(文部科学省)
- ^ 1974年(昭和49年)の学位規則改正により、1975年(昭和50年)に新設された。
- ^ 1964年(昭和44年)に新設された。
- ^ 過去においては慣習として経歴として満期退学で博士課程修了と記すことがまま見られたが、これは厳密には経歴の詐称になる。しかし現在の日本では、たとえば文科省や各大学の博士課程修了者の進路調査データには、単位取得満期退学も修了に含めてカウントしていることが通常であるし、また、一般社会では博士課程の学位取得者と未取得者との現状や違いが正しく理解されていない。こうした事情から、アカデミア以外の一般社会向けには、所定の単位取得満期退学の場合でも、課程修了と称しても必ずしも詐称には当たらない。日本のアカデミア向け履歴書には「博士課程(博士後期課程)中途退学」「博士課程(博士後期課程)単位取得退学」「博士課程(博士後期課程)満期退学」等と記すのが一般的である。なお、アメリカ型の学位システムを採用する国や地域では一般に満期退学はドロップアウトと見なされキャリアとは評価されない。このため、留学生は博士号を取得できない日本の文系の大学院を敬遠するようになっていった。これに対し、各大学は博士号を正規年限内に出すようになってきているが、今度は逆に学位のインフレーションが起こり、学位そのものの権威が下がる傾向がある。
- ^ 「博士の学位授与の取消しについて」東京大学 平成22年3月5日
- ^ 『朝日新聞』2009年6月6日、東京版朝刊、37頁
- ^ 朝日新聞、2008年1月6日朝刊、東京版、34面。
- ^ 博士号取得者が帝国大学卒業生に限られていて、その威信が非常に高かった明治、大正時代には「博士号」は氏名に付記され敬称として一般に通用したが、昭和以降は学究の権威主義への批判の傾向と共に用いられることはあまりなくなった。
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