分割の数詞とは? わかりやすく解説

分割の数詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 01:40 UTC 版)

ラテン語の数詞」の記事における「分割の数詞」の解説

「分割の数詞」(partitives)は格変化する形容詞である。例:singulārius一つ部分から成る」「単一の」、bīnārius二つ部分から成る」、ternārius三つ部分から成る」、quaternārius四つ部分から成る」など。 1 I singulārius 11 XI ūndēnārius 21 XXI vīcēnārius ūninārius 101 CI centēnārius ūninārius 2 II bīnārius 12 XII duodēnārius 22 XXII vīcēnārius bīnārius 200 CC ducēnārius 3 III ternārius 13 XIII tredēnārius 30 XXX trīcēnārius 300 CCC trecēnārius 4 IV quaternārius 14 XIV quattuordēnārius 40 XL quādrāgēnārius 400 CD quadringēnārius 5 V quīnārius 15 XV quīndēnārius 50 L quīnquāgēnārius 500 D quīngēnārius 6 VI sēnārius 16 XVI sēdēnārius 60 LX sexāgēnārius 600 DC sescēnārius 7 VII septēnārius 17 XVII septendēnārius 70 LXX septuāgēnārius 700 DCC septingēnārius 8 VIII octōnārius 18 XVIII duodēvīcēnārius 80 LXXX octōgēnārius 800 DCCC octingēnārius 9 IX novēnārius 19 XIX ūndēvīcēnārius 90 XC nōnāgēnārius 900 CM nōngēnārius 10 X dēnārius 20 XX vīcēnārius 100 C centēnārius 1000 M mīllēnārius 時に特殊な意味を持つことがある例えば、短長格(iambus)の韻文で「短長3歩格(6歩格)」(sēnārius)とは、短長6歩格の一種で、通常口語ローマ喜劇用いられた。他に、septēnāriusoctōnārius呼ばれる歩格もある。 dēnārius(1デナリウス)は10アス(後に16アス)に相当する銀貨1枚のことを指した金貨のdēnārius存在し、1デナリウス銀貨25分に相当した銀貨デナリウス新約聖書にも日当支払い文脈登場する

※この「分割の数詞」の解説は、「ラテン語の数詞」の解説の一部です。
「分割の数詞」を含む「ラテン語の数詞」の記事については、「ラテン語の数詞」の概要を参照ください。

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