内触覚的宇宙 1とは? わかりやすく解説

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湯浅 譲二:内触覚的宇宙 1

英語表記/番号出版情報
湯浅 譲二:内触覚的宇宙 1作曲年1957年 

作品解説

執筆者: 飯田 有抄

 湯浅創作活動における思想的スタンスとして、「始原」「起源」といった言葉一つのキーワードとして重要な意味を持っている。もともとイギリス美術評論家ハーバート・リードによる言葉である「内触覚宇宙」をタイトルとしたこの作品も、音楽発生する根源的な場に立ち返るという意味合い込められている。湯浅は現在までに、このタイトルのつく作品全部で五曲作曲しており、I とIIピアノIII二十弦筝と尺八IVチェロピアノ、Vはオーケストラのためにそれぞれ書かれている
 自らの「アーケオロジックな態度宣言する」(作曲者によるライナー・ノート最初作品となったこの作品は、不協和ながらも柔らかなテクスチュアの薄い音響支配的その中で時折現われるユニゾン明確な旋法的な旋律線や、スタッカートでのリズミカルな動機木魂のような音の反復など、さまざまな様相繰り広げられる

□□楽譜情報□□(2008年4月現在)
日本ショット「湯浅譲二:内触覚的宇宙1」




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